1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

95年 伊東ホテルじゅらく その1

4月になった。

昨日は4月1日でエイプリルフール。

 

もう今はそんなこと話題にする人も

いないのかな?

 

 

先日旅行の記事を書いていたら、

あまりにも懐かしくなってきて、

過去の旅行の思い出が鮮明に蘇ってきた。

 

特に思い出したのが今から26年前の

ちょうど今頃、春休み中だった僕と僕の家族は

静岡県の伊東に家族旅行に行った。

 

3月の終わり頃、

もう4月になる直前だったので

ほんとにちょうど今頃である。

 

そこまで裕福な家庭ではなかったのに、

いつも春休みやGWや夏休みには

自分の趣味を犠牲にしてまでも

家族サービスに徹底してくれていた父には

ひたすら感謝である。

 

 

この時は電車での旅行だった。

 

東京駅から新幹線に乗ってまず熱海まで行く。

 

新幹線に乗ると

僕の旅行モードのスイッチが一気に入る。

 

そして過去記事でも書いた、

あの発着チャイムが鳴る。

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

♬ ~ ♬ ~ ♬

 

 

これでテンションは最高♪

 

ルンルン気分で新幹線を満喫する。

 

 

熱海に到着すると在来線に乗り換えて、

伊東まで行く。

 

そこでまだホテルには行かず、

大室山だったか?に行き、

リフトに乗って山を登って山頂に行って

景色を見るという体験をして、

その後にお待ちかねのホテルに向かった。

 

僕は旅行といえば、観光が好きなのではなく、

ホテルに宿泊するのが大好きだ。

 

だから正直言って、観光は省いても

僕の中では全然問題なかった。

 

 

いよいよホテルにチェックン。

 

この時に宿泊したのが

 

「伊東ホテルじゅらく」

 

送迎バスに乗って

坂を上がっていったのを覚えている。

 

坂の入り口だったか、

 

ホテル聚楽→」

 

と書かれたレトロな看板があったのが

印象に残っている。

 

入口から入るとエスカレーターがあり、

人が近づくとセンサーで

エスカレーターが動き出す。

 

子供だった僕は思わず

 

「おー!」と、

はしゃいでしまった。

 

 

 

フロントで受付をして、部屋に案内されるまで

ロビーのソファーに座って待つ。

 

なかなか広くて綺麗なロビーだ。

 

当時小学生のくせにホテルの内容を

いちいちチェックしていた僕は、

 

これは好ポイントだ、と、

またいつものように格付けしていた。

 

 

そして案内係の女性に部屋に案内され、

部屋に入ると、畳みの部屋と、

ベッドが置いてある部屋とがあって、

4人だと2人ずつ布団とベッドで

寝るということらしい。

 

普段家では布団で寝ている僕は、

すぐさま「ベッドのほうで寝たい」

といってベッドを確保した。

 

ちなみに窓の所に貼ってあった

「ハトが遊びに来るので

 餌を与えないでください」

 

と書かれた張り紙が印象に残った。

 

 

風呂は食事の直前に入るから、

もう少し時間がある。

 

さっそく僕は兄と一緒に

ホテルの中を散策する。

 

まず向かったのはゲームコーナー。

 

レーシングゲームやパチンコゲーム、

UFOキャッチャーに射撃ゲーム、

もぐらたたきにその他ゲームがずらりと並び、

ホテルのゲームコーナーという感じがした。

 

兄はさっそく

SEGAプロ野球ゲームをやり始めたので、

僕は一人でその他の場所も見て回った。

 

宴会場やカラオケルーム、

ラーメンコーナーなどがあるのを

見て回りながら

「いいねぇ、いいねぇ」と、

こういう雰囲気が大好きな僕は

テンション上がりまくり。

 

そうこうしているうちに時間が経ち、

みんなでお風呂に入りに大浴場に向かう。

 

こういうホテルの一つ一つの「イベント」が、

楽しみで仕方なかった。

 

「このホテルは規模も大きいし、

ロビーや廊下やその他施設もなかなかだし、

大浴場も期待できるぞ!」

と楽しみにしながら大浴場の暖簾をくぐる。

 

 

しかしこのホテルじゅらくの温泉が、

後にいままで行った温泉の中で

一番記憶に残ることになるほどの

忘れられない出来事が

このあと僕の身に起こったのである。

 

 

続く