1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

熱海の旅行の思い出

 

先月に連日ニュースで報道されていた

静岡県熱海市での豪雨被害。

 

地震で起きる津波でなくても

このような大規模な被害が出てしまうことに

悲しさと悔しさを感じざるをえない心境だ。

 

僕は熱海といえば、昔家族で行った

旅行の思い出がたくさんあって、

楽しかった思い出のイメージが強いので、

こういうニュースを聞くと悲しくなってくる。

 

やはり熱海といえば有名な温泉地なだけに、

どうしても旅行のイメージが強いのだ。

 

うちの家族は熱海の旅行で

西熱海ホテル、暖海荘、大月ホテル、

富士屋ホテルなどに泊まったが、

どれも印象強く残っている。

 

 

西熱海ホテルは丸い形をした建物で、

このホテルで特に印象に残っているのは

大浴場だ。

 

ここの大浴場は

プール並みに広い浴槽があるのが

すごく印象に残ってる。

 

当時僕は子供だったから、

その広い浴槽、しかもガラス張りの壁で

外の景色がよく見えるそのお風呂に

大喜びではしゃいでいた。

 

これまで旅行で色々なホテルに泊まったが、

大浴場に関しては、この西熱海ホテルより広い

大浴場はなかった。

 

 

暖海荘といえば、

歴史を感じる佇まいのホテルで、

レトロな感じが良かった。

 

部屋にはファミコンゲームが

お金を入れるとプレイできる機械が

テレビと一緒に設置してあって、

ソフトが10種類くらいあって、

ボタンを押して選択する。

 

もちろんこのホテルには

ゲームコーナーもちゃんとあって、

そこでゲームを楽しんだりもしたが、

僕は部屋のファミコンゲームも

やりまくったのをよく覚えている。

 

そして海のそばのホテルなので、景色がいい。

 

旅行でホテルに泊まったときは、

いつも大浴場に入るので

部屋風呂には入らないことが多いのだが、

ここは部屋風呂の大きな窓から見える景色が

非常に綺麗で、この時ばかりは、

家族全員、部屋風呂の湯舟に浸かりながら

色を堪能するということをやった。

 

もちろん大浴場にも入ったが、

このホテルの思い出は

部屋風呂というのが強く印象に残っている。

 

 

 富士屋ホテルはプールもあって、

ちょうど夏だったので、

家族でそのプールに入った。

 

食事の時は宴会場に通されて、

演歌などのショーを観ながら

料理を堪能できるのがよかった。

 

 

大月ホテルに泊まった時のこと。

1993年の夏だったのだが、

この年は記録的な冷夏として有名で、

後の米不足の米騒動に繋がるほど

天気が悪い日が多く、

気温も異常に低い日が多かった。

 

そんな中での旅行だったのだが、

このホテルにもプールがあったので、

家族で入ったのだが、

やはりその日もどんより曇っている日で、

気温も低く、とても寒い中

泳いだのを覚えている。

 

ちょうどこの時、

冷夏で天気が悪いだけではなく、

台風が接近している時であった。

 

 

その時に大月ホテルの

仲居さん(当時60代?)が

こんなことを言っていたのを思い出す。

 

「今日台風が来るって

みんな大騒ぎしているんですが、

台風が来たことないんで、

私もどんな感じなのか

まったく想像がつかないんですよ」

 

 

当時僕は子供だったが、

台風が来たことないと聞いて、

ここは台風があまり来ない地域なのかな

と思った。

 

 

そして宿泊して、帰る日。

 

やはり台風は来た。

 

この時は車での旅行だったので、

帰る時も荒れた天気の中での

車での帰路だった。

 

途中、海沿いを走っている時に、

海のほうを見ると、

まさに東映の映画のオープニングの時に流れる

荒海のシーンそのものだった。

 

その海の光景を見た

後部座席の兄も同じことを思ったらしく、

 

東映まんが祭り」とつぶやいた。

 

 

と、まあこんな思い出が

たくさん詰まった熱海だが、

やはり熱海は観光地として

常に賑わっていてもらいたい。

 

今はコロナの影響もあって、

難しいところもあるのだろうけど、

熱海には観光地として元気な姿でいてほしい。

 

そしていつの日か

また行ってみたいなぁ・・