あぁ・・夏の風物詩・・
また今年も花火大会や盆踊りが中止になり、
２年連続で夏の風物詩が
堪能できなくなってしまった。
特に盆踊りの中止は寂しい限り。
僕は昔から
夏は盆踊りの音が聞こえると
『夏』を感じて好きだった。
近所で盆踊りが行われていると、
家にいてもその音が聞こえてきたりする。
炭坑節や大東京音頭などの曲、
そして太鼓の音が聞こえるだけで嬉しい。
もちろん聞くだけでなく、
祭りの会場に行き、
屋台で色々な物を買って食べるのも
大好きだった。
たいてい僕は祭りに行くと、
焼きそば、フランクフルト、
ソースせんべい、じゃがバターを必ず食べる。
焼きそばとフランクフルトに関しては、
子供の頃にお祭りに行く時には
母親からこの二つは必ず食べるように
いつも言われていた。
おそらくご飯の代わりだから、
最低限これだけは食べて欲しい
という親心だったのだろう。
その意識がずっと続いていて、
大人になってからも自然と
焼きそばとフランクフルトは
祭り会場に着くと、いまだに
真っ先に買ってしまう。
その後はその時によって
かき氷やクレープや、たこ焼きなど
食べたいと思ったものを食べる。
これらは
思えば別に特別な食べ物ではないのだが、
やはりああいう雰囲気の場所で食べるからか、
もの凄く美味しく感じる。
これを家に持って帰ってきて食べても
ちょっと美味しさの感じ方が
変わってくると思う。 そういうものだ。
後は子供の頃なんかは
射的をやったり金魚すくいや
スーパーボールすくいなどのゲームもやった。
仮面ライダーのお面なんかも買ってもらって
嬉しかったなぁ。
くじ引きも大当たりの景品には
その時の人気ゲームソフトがあったりして、
それが当たることを夢見て、
何度もやったっけなぁ。
結局当たったことはなかったけど。
そんな楽しい夏の風物詩も
コロナの影響で２年連続で消えてしまった。
この騒動はいつまで続くんだろう。
本来なら秋になればなったで
秋祭りがあったりするのだが、
それもおそらく中止だろう。
かならず終息の時が来るとは思うのだが、
その見通しがつかないから、
なんとも寂しい限りだ。
僕でさえこんな寂しい思いをしているのだから
子供達はなおさらなんじゃないだろうか。
せっかくの夏休みなんだし、
こんな騒動は１日でも早く終息して
夏の風物詩で喜ぶ子供達の姿を
見たいものである。
