1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

思い出のホテルサンハトヤ その3

前回の続き

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

翌朝、

これまた温泉ホテルに泊まった時の楽しみ、

朝風呂に入りに大浴場に向かう。

 

このサンハトヤには海底温泉の他に、

海の見える露天風呂もある。

 

そっちのほうも堪能したくて、

露天風呂に向かった。

 

5月の始めという時期は

まだ朝に裸で外に出るには寒く、

急いで露天風呂の湯舟に飛び込んだ。

 

それにしてもいい眺めだ。

 

泳ぐ魚を見ながらの温泉もいいが、

広い海を見ながらの温泉も最高だ。

 

特に朝はさわやかでいい。

 

この都会にはない雰囲気が、

「旅に来た」という気分を

後押ししてくれて気分が良い。

だから旅行はやみつきになる。

 

 

朝風呂をじゅうぶんに満喫した後は

お待ちかねの朝食である。

 

朝食は前日の夕食と同じ

畳の大広間で、とのことなので、

僕たち家族は朝風呂でポカポカした体で

大広間に向かった。

 

しかし大広間に着くと誰もいない。

 

近くにいたホテルのボーイさんに

訊いてみると、

「すいません、

朝食は一応8時からなんですよ・・」

 

その時まだ7時20分頃だった。

まだ早すぎたみたいだ。

 

「まぁ多少は早くはできますが」

 

とのことだったが、

さすがに早すぎたので、

少し時間を潰すことにした。

 

ホテルの中にマッサージチェアーや

ぶら下がり健康器などが

置いてあるコーナーがあったので、

そこでマッサージチェアーを

使いながら待っていたら

あっという間に時間が来た。

 

 

再び大広間に行き、朝食を頂く。

 

並べられたのはホテルならではの

スタンダードな和食の朝食である。

 

さすがは海のそばのホテル、

アジの干物がそれはそれは美味しかった。

 

父も「魚がうまいなぁ」といって、

ご飯をパクパク食べて、

すぐさまおかわりをしていた。

 

僕も今でこそ魚は好きだが、

子供の頃は魚はあまり好きではなく、

普段は魚を食べて

美味しいと感じることは少なかった。

 

だがこの時は違った。

 

素直に魚が美味しいと感じた。

 

まぁ多少は旅行というワクワクした

嬉しい雰囲気で食べるので

美味しく感じているということも

少なからずあるのだろうが、

それでもここまで美味しく感じるのは、

さすが海沿いのホテルだと感心するくらい

美味しい魚なのだろう。

 

僕も魚が美味しいのと

ご飯自体が美味しいのでご飯をおかわりした。

 

ちなみに大広間に着物姿の仲居さん達が

ズラっと正座していて。

 

おかわりの人が立ち上がったのを見つけると、

サササっと来てくれて、茶碗を預かり、

おかわりのご飯をよそってきてくれた。

 

美味しい魚や白米を堪能して朝食を終え、

大広間を後にして部屋に戻る。

 

朝のサービスで、

朝刊のテレビ欄の部分のコピーが配られた。

 

それはさておき、

1泊旅行だと、この朝食を終えたあたりから

寂しさを感じ始める。

もうそろそろチェックアウトの準備を

しなければならない。

 

名残惜しい、ほんとに名残惜しいのだ。

 

帰る準備をし、

チェックアウトをしにフロントに行き、

父が清算している間に

名残惜しい僕は、最後のあがきで

ホテルのお土産コーナーに行き、

最後の最後までホテルを堪能しようとする。

 

なんでもいいからお土産を買い、

ホテルを後にする。

 

こうなるともう自宅に直行である。

 

「混むのも嫌だし、もう午前中のうちに

 帰っちゃおう」

 

という毎回の旅行の時の父の意向により、

すぐに帰路に就く。

 

帰りの新幹線を

旅行最後の楽しみとして堪能し、

自宅まで帰り着き、旅行は終了。

 

自宅に帰ると僕は

さっそくいつものホテルランク付けをする(笑)

 

この時出した結論も、

やはり「サンハトヤ」は

我が家が今まで行ったホテルの中でも

トップクラスに入るホテル

という結論になった。

 

さすがCMでもおなじみの

有名ホテルなだけあって、

サンハトヤはかなり良かった。

 

この旅行からいまやもう

27年も経過している。

 

今はサンハトヤの中は

どうなっているのだろうか?

 

27年も月日が流れているので、

やはり当時とは色々変わった部分も

あるのだろうか?

 

令和という現代向けに何かアレンジが

加えられているのかもしれない。

 

そう考えると、現在のサンハトヤ

行ってみたいなぁという気分に

なってきてしまう。

 

ほんとに機会があったら

行ってみたいなぁ・・昔の思いを胸に。