1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

95年 新日 VS UWFインター対抗戦 第2弾 後編

 

前回の記事の通り、

新日本プロレスUWFインターナショナル

対抗戦の第2弾として、

代々木体育館で7試合が行われた。

 

 

第一試合と第二試合でUインター側が勝利し、

2連敗した新日側が、第三試合で

ようやく勝利して1勝目をあげた。

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

 

 

第四試合はヒロ斎藤選手対佐野直喜選手。

 

やはり佐野選手は10.9と同様、

元新日本選手のためかプロレス技を繰り出し、

他のUインター選手とは違った

試合内容だった。

 

互いに得意技を繰り出しながら

五分と五分といった展開だったが、

一瞬の隙をついた佐野選手が

ワキ固めを仕掛け、

そこから腕ひしぎ逆十字固めに移行して

ギブアップを奪い、勝利した。

 

 

 

第五試合は佐々木健介選手対高山善廣選手

 

身長では高山選手が佐々木選手を

大きく上回っていたが、

佐々木選手は組み付いて

腕を取りに行こうとした高山選手を

強引に持ち上げて投げるなど、

やはりパワーでは

佐々木選手のほうが上回っていたようだ。

 

 

それでも高山選手は打撃と寝技で攻めたて、

試合終盤には佐々木選手に

ジャーマンスープレックスを放った後に

膝蹴りを食らわし、

佐々木選手からダウンを奪った。

 

 

しかし佐々木選手はその後、掌打を連打して、

高山選手をジャーマンスープレックスで投げ、

間髪入れずにバックドロップもお見舞いし、

高山選手がその後、フラフラと

立ち上がったところに

ラリアットを食らわせた。

 

そして必殺のストラングルホールドγを極め、

佐々木健介選手が勝利した。

 

 

 

第六試合はタッグマッチ。

 

橋本真也・野上彰組

中野龍雄・垣原賢人組の対決。

 

ここはやはり前IWGP王者の破壊王

橋本選手に期待がかかるところだが、

垣原選手が体重差をもろともせず、

橋本選手を果敢に攻めたてる。

 

そして打撃のラッシュで

橋本選手からダウンも奪う。

 

僕はまさか橋本選手が負けるわけがないと

思っていたので、絶対に勝つと信じていた。

 

しかし野上選手も懸命に応戦するも、

何度かのダウンを喫し、

そして最後は垣原選手に腕を取られ、

脇固めでタップした。

 

 

 

そして最後は蝶野正洋選手 対

安生洋二選手の対決。

 

10.9ドーム大会では、

蝶野選手の試合が消滅してしまったから、

蝶野選手は対抗戦初登場。

 

新日を代表するヒールレスラーの

蝶野選手の試合は楽しみだった。

 

試合開始前から両陣営の睨み合いが続き、

その渦中に安生選手が蝶野選手に

ハイキックを放ち、なんとゴング前に

蝶野選手がダウンした。

 

早くも、もの凄い展開が予想される。

 

そして起き上った蝶野選手が

安生選手に飛び掛かり、

殴り合いの中、ようやくゴングが鳴る。

 

 

お互いに得意技を出しつつも、

両者共に、相手に金的攻撃を仕掛けるなど、

ラフプレーも目立ち、さらに両者共に

色々なパフォーマンスも繰り出し、

僕はというと、気が付けば

勝ち負けというものよりも楽しんで観ていた。

 

「2人とも魅せるなぁー」と、

ちょっと強さとは別の魅力に感心していた。

 

 

試合は最後に安生選手が

変形足4の字固めを極め、

安生選手が勝利した。

 

ちなみにこの時の変形足4の字固めは、

その後の安生選手の必殺技になった。

 

 

しかしこの試合を楽しんだのはいいものの、

終わってみれば、この大会、

7試合やって新日本の2勝5敗という、

新日の惨敗ともいえる結果にショックだった。

 

やはりUインターの興行なので、

いわばアウェー、

本来の実力も出せなかったか・・

 

 

一方のUインターは、

ホームで実力を見せつけ、10.9大会の

雪辱を果たしたような大会となった。

 

 

この10.28代々木大会は

Uインターの勝ち越しで終わったが、

対抗戦はこの後もまだまだ続いていった。