1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

初めて新日本プロレスの試合を観に行った26年前 前編

 

夏も終わってしまった。

 

 

夏の終わりは寂しい。

 

 

冬の終わりは

これから暖かい季節に向かっていく

という意味でワクワクするのだが、

夏の終わりは、

これから寒い冬に向かっていく

という感じがして寂しい。

 

といってもまだ時期的には

しばらく暑さは続くので、

すぐに冬が来るわけではない。

 

なので、こち亀両さんのセリフに

 

「バカモノ、ワシの夏は

まだまだ終わらないのだ」

 

とあるように、

僕も往生際悪く、まだまだ無理やり夏の気分で

昔の夏の思い出を思い出してみた。

 

 

 

僕は兄と一緒に

小学校高学年から中学、高校まで

プロレスに夢中になっていた。

 

そして好きな団体は新日本プロレス

 

 

なのでこの頃の夏といえば、

新日本プロレス

G1クライマックスが楽しみだった。

 

 

毎年G1が始まると、

今年は誰が優勝するのかと、

予想しながらワクワクしていた。

 

 

いつもはテレビで

新日本プロレスの試合を見ていたのだが、

あれは1995年の夏、

父が誰かに新日本プロレスの試合のチケットを

2枚もらったらしい。

 

なので、プロレス好きの僕ら兄弟に

「お前らプロレス観に行くか?」

と父が訊いてきた。

 

 

僕と兄は「え?プロレス?どこの団体?」

 

「新日本?! もちろん行くよ!!」

 

と、当然即答で行くことになった。

 

 

 

よくよくそのチケットを見せてもらうと、

その年の新日本プロレス

G1クライマックス初日の日の

チケットだった。

 

 

場所は両国国技館

 

僕たち兄弟は、

ついにプロレスが生で観られると決まって、

試合会場はどんな雰囲気なのだろう、

いつもテレビやCDで聴いていた

選手の入場テーマ曲を生で聴くのは

どんな感じなのだろう、

と、楽しみで楽しみで、

当日が待ち遠しかった。

 

 

 

試合当日。

 

イベント開始は

確か18時頃だったと記憶している。

 

だから僕と兄は夕方頃から家を出て

両国国技館に向かった。

 

 

途中のコンビニで、

会場内で食べる夕食として

サンドイッチを買った。

 

 

両国国技館に着くと、

さっそくチケットに書いてある

座席を探しに場内に入る。

 

2階席のチケットだったので

2階に行き、場内に入った瞬間に

見下ろした場所にリングが見えた。

 

 

「おぉ~!、これがプロレス会場か」

 

 

初めて味わうプロレス会場の雰囲気に

テンションが上がってきた。

 

 

座席は2階席の上のほうだったが、

想像していたよりも見やすかった。

 

もっと遠いかと思ったが、

意外とリングが近くに見え、

いちおう双眼鏡も持ってきたが、

これ無しでもいけると思った。

 

 

開始時刻までは

買って来たサンドイッチを食べたり

売店で1500円で購入した

大会パンフレットを読んだりしていた。

 

 

イベント開始の時間になり、

場内が突然暗くなった。

 

そしてワールドプロレスリング

オープニング曲が会場に鳴り響いた。

 

場内の観客の大歓声とともに

手拍子が湧きおこる。

 

 

この曲をいつもテレビで聴いていた僕は

 

「いつも見ているテレビのあの曲だ!」

 

と、嬉しくなり、

新日本プロレスの興行のオープニングは

こうやって始まるのか、と、感激した。

 

 

リングアナウンサーの

田中秀和さんの挨拶と

本日の対戦カードの発表などを聞いて、

いよいよ試合が開始。

 

だけど今回は

1995年G1クライマックスの初日。

 

その前にG1クライマックス

開会式のようなものが行われ、

選手の入場と、ちょっと記憶が曖昧だが、

たしか前年度の優勝者である蝶野選手の

優勝旗返還的なものをやったような気がする。

 

 

そしてそのあといよいよ試合開始。

 

 

この後も感動の連続で、

忘れられない1日となる

 

 

続く