1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

衝撃を受けた10.9東京ドーム プロレス観戦 5

 

前回の記事

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

前回の続き

 

試合は6戦終わって3勝3敗のイーブン。

残り2試合、もう負けられない。

 

 

 

そして次のセミファイナル第七試合は、

橋本真也選手対中野龍雄選手の対戦。

 

 

「頼むぞ~橋本」

 

 

もうこれ以上は負けられない。

 

 

前IWGPチャンピオンだった橋本選手、

その時代の橋本選手の強さ、

風格をよく知っていた僕は、

絶対に負けるわけないと、

自分に言い聞かせるように祈っていた。

 

 

この戦いは、この日の対戦で

もっとも体重差がある試合だった。

 

実に40kgほどの体重差のある試合で、

体格では橋本選手が

二回り以上圧倒しているように見えた。

 

その橋本選手の得意の蹴りは、

Uインターの選手の蹴りよりも強烈だろうと

信じていた。

 

 

試合が始まると、

両者ともに蹴りを繰り出したり

関節技や締め技を狙いに行ったりと

五分の戦いの中、

途中で中野選手が橋本選手のバックを取った。

 

そして40kgも重い橋本選手を

ジャーマンスープレックスで放り投げた。

 

これには会場も沸き立った。

 

 

しかし橋本選手もその後、

袈裟斬りチョップなどで応戦し、

DDTをお見舞いした。

 

 

そして蹴りの連打で

中野選手が僅かにグロッキーになったところに

フライングニールキックをお見舞いし、

すかさず橋本選手の大技、

垂直落下式のDDTを食らわした。

 

 

そしてタイガー服部レフェリーが

カウントをとる中、

得意の三角締めを決め、橋本選手が勝利した。

 

 

さすが前IWGP王者、

新日本プロレスのプライドを

取り戻してくれたような思いがした。

 

 

 

さぁこのあとはいよいよメインイベント。

 

IWGPヘビー級選手権試合。

 

 

チャンピオンの武藤敬司選手と

UWFインターナショナルの総帥、

高田延彦選手の対戦。

 

 

田中リングアナの登場だけで

すでに会場は沸き立ち、ボルテージは最高潮。

 

 

田中アナのコール

 

IWGP、ヘビー級選手権試合。」

 

UWFインターナショナルと、

己のすべてを背負い、高田延彦入場!!」

 

 

会場内に高田選手のテーマ曲が鳴り響く。

 

僕はこの時初めて

高田選手のテーマ曲を聴いたが、

めちゃくちゃかっこいい。

 

Training Montageという

映画ロッキー4で出てくる曲なのだが、

この時は僕は知らなかった。

 

初めて会場で聴いて

最高にかっこいいと感じた。

 

 

ガウンをまとった高田選手が出てきたが、

これがまたこの曲と合わさって絵になる。

 

さすがUインターの総帥。

 

新日ファンの僕だが、

高田選手に関しては、団体関係なく

憧れのようなまなざしで見ていた。

 

 

そして高田選手の入場が終わると、

 

新日本プロレスと、己のすべてを背負い、

武藤敬司入場!!」

 

コールの後、武藤選手の入場曲、

TRIUMPHが鳴り響く。

 

実はこの武藤選手の入場曲、

過去記事にも書いたが、この大会の少し前の

9月23日の横浜アリーナ大会から

それまで使用していたHOLD OUTから

このTRIUMPHという曲に変わった。

 

 

正直いうと僕はこの大会も

HOLD OUTに合わせてムトウコールを

ありったけの声でやろうと思っており、

また会場内の大ムトウコールが聞けることも

期待していたのだが、

直前に曲が変更になったことに

拍子抜けしていたところがあった。

 

しかし、いざ新入場曲TRIUMPHが鳴り響き、

ガウンをまとい、

腰にIWGPのチャンピオンベルトを巻いた

武藤選手が登場すると、

曲に対する考えが一変した。

 

武藤選手のいかにも王者

という風格が漂ういでたちに

このTRIUMPHという曲が

この上ないくらいマッチして

最高にかっこよかった。

 

HOLD OUTよりも王者にふさわしい、

まさにこの時の武藤選手のために

作られたかのような曲にすら聞こえた。

 

やはり武藤選手はありえないくらい華がある。

 

入場シーンだけで

歴史に残りそうな雰囲気すら漂う。

 

 

やはり高田選手武藤選手、

2人とも華があり、絵になるレスラーだ。

 

そんな2人の対戦、やはりこの一戦は

後にプロレス史に残る一戦となる。

 

 

続く