1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

グループ分けで最後まで余ってしまった経験

 

 

体育の授業のチーム分け、

修学旅行での部屋分けなどで、

先生が自分達で決めろという時。

 

それに誰からも声がかからず、

余ってしまった経験をしたことがある方も

いると思う。

 

実は僕もその一人だ。

 

僕はまさに上記の2つ、

体育の授業でのチーム分けの時と、

修学旅行の時の部屋決めで体験した。

 

特に体育の授業の時の話。

 

それは高校生の頃、その学期は主に

バスケットボールを授業でやっていくので、

これからずっとやっていくチームを

6チームに分けて

最初に決めるというものだったが、

 

まず先生がバスケ部やら

バスケ経験者の中から6人選び、

その6人がそれぞれのチームの

キャプテンとなって、そのキャプテン達が、

順番に一人ずつドラフトのように

指名してチームメイトを

好きに選んでいくというやり方だった。

 

キャプテン達は、当然最初は

運動神経の良い奴を選んでいく。

 

そして運動神経の良い連中を取り終わると、

今度は仲の良い奴を取っていく。

 

運動神経が特に良くなくても、

そのキャプテンと仲が良かったり、

人気のある奴はちゃんと指名されていく。

 

運動神経が良い、仲が良い、人気がある。

この条件に一つもあてはまらなかった僕は、

最後までどのチームからも指名されなくて、

結局最後まで余ってしまった。

 

指名された人達は向こう側で

チーム毎に列になって並んでいる。

 

僕は未だこっち側でポツリと残っている。

 

向こう側からみんなの目が

一斉に僕にそそがれている。

 

その視線は

僕の体に突き刺さるように痛かった。

 

物凄く惨めだった・・

逃げ出したい心境だった・・

 

仕方なく先生が、

「じゃあ・・お前はこのチームな」

と、勝手に選んでチームに入れた。

 

情けなかったし、辛かった。

 

泣きたい気持ちでいっぱいだった。

 

この時の僕と同じ経験をしたことがある人も

多いのではないでしょうか。

 

実は僕は小学生の時にこれと同じ決め方の

体育の授業でのチーム分けで、

最後まで余ってしまった女の子を

見た経験がある。

僕はその時はなんとか余らずに

チームに入れたのだが、

その時に余ってしまった女の子は

泣いてしまっていた。

 

僕はその姿を見て、

「嫌だよなぁ、こうはなりたくない」

と思っていたが、

まさか後に自分が経験することになるとは

思ってもみなかった。

 

この辛い気持ちは

体験した人にしかわからないだろう。

 

こういうドラフト制のチーム決めは

けっこう残酷なものだ。

 

そうならないように

普段からコミュニケーションをとっておけ、

と言われるかもしれないが、

なかなかそれが簡単にはできない人だって

中にはいる。

それに仲の良い友達がいても、

その人と必ずペアを組めるとも限らない。

 

例えば僕の体験でいえば

修学旅行の時の部屋決めもそうだった。

 

当時僕はクラスに仲の良かった子が2人いた。

 

やはりその時も自分達で

5人ずつで部屋を決めろということになった。

一部屋5人ずつになるので、

まず僕はその仲が良かった2人と僕で

3人は確定、と思っていたのだが、

その仲の良かった2人は、

他の子達からも人気があり、

部屋決めの際に、いち早く

ほかのグループから誘いがあって、

そっちに行ってしまった。

 

取り残された僕はまた一人で

ポツンとなってしまった。

 

最終的には

メンバーの余っている部屋に決まったのだが、

またその時に余ってしまったという

皆からの視線が恥ずかしかった。

 

それ以来僕は、こういう決め方の時は

無理やり自分から動いて

なんとか余らないようにしてきたが、

かといってこういう時に

先生が勝手に決めるというのも

うまくいかないだろう。

 

体育のチーム分けくらいならともかく、

修学旅行の部屋決めとなると、

先生が勝手にメンバーを選ぶと、

普段まったく仲が良くない人や、

あるいは嫌いな人とも

同じ部屋にされてしまう可能性もある。

 

そうなると修学旅行などは

何日間も過ごさなければならないため、

それもまた苦痛となってしまうだろう。

 

そのへんが難しいところだ。

 

だけど今でも学校内で

そんな体験をしている子が

いるのだろうと思うと、

その辛さを知っている僕は心が痛くなる、

そのくらい辛い体験なのだ。