1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

ドラクエⅥの発売の思い出 後編

 

前回の記事の通り、

僕はドラクエⅥに魅了されて、

ドラクエⅥの発売日に向けて代金を貯金し、

発売をいまかいまかと待ちわびた。

 

特に発売1週間前からの時間は

果てしなく長く感じたが、

それでも1日1日、時が過ぎ、

そして待望の発売日をようやく迎えた。

 

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

 

この日は土曜日だったため、

学校は休みだった。

 

僕はさっそくこの日のために

1年ほどかけて準備しておいた

ドラクエ貯金の12000円を握りしめ、

朝のお店のオープンと同時に店に飛び込んだ。

 

 

お店はドラクエの予約ができるためか?

行列ができるとか、

お店に開店前から人が押し寄せるなど

ということはなかった。

 

店に行くと客は僕一人だった。

 

 

さっそく予約表を渡し、ドラクエⅥを購入。

 

念のため貯めた12000円

全部を持ってきたが、

10000円弱の9000円台で買えた。

 

 

 

ついに手に入れた。

 

 

 

最初に少年ジャンプで見た衝撃のあの日から

1年以上はゆうに経過していた。

 

今回のドラクエは、約1年間、

代金を全額貯金して用意したお金で買った

ということで、その事に対する達成感もあり、

なおさら感動があった。

 

 

僕はその感情で高ぶったテンションを

落ち着かせるように自分に言い聞かせて、

帰り道で事故などに遭わないように

ゲームソフトを大事に守りながら家に帰った。

 

 

家に着くとさっそく開封する。

 

ピカピカの箱を傷つけないように

慎重に箱を開け、中身を取り出す。

 

表れたソフトにまた感動。

 

いつも以上に丁寧に本体に差し込み、

電源を入れた。

 

 

タイトル画面で、またまた感動し、

主人公の名前を設定してプレイを開始した。

 

 

やはり事前に期待していた通り、

グラフィックなどが前作よりも

大幅に改善されて素晴らしい出来だった。

 

 

僕は夢中でプレイして、

その日は土曜日だったが、

土曜、日曜と学校が連休だったので、

その2日間でかなりの時間プレイしていた。

 

 

そして月曜になって学校に行くと、

学校内で、ドラクエⅥを買った大勢の生徒が、

互いにドラクエの話をしていた。

 

「どこまで行った?」

「レベルは今いくつ?」などなど、

人気ゲームソフト発売直後のよくある風景だ。

 

ちなみに僕は土曜、日曜と休みの2日間で

かなりやり込んだつもりだったが、

やはり上には上がいて、

僕よりも、もっとレベルも高く、

先に進んでいる人が数人いた。

 

中には信じられないくらいのレベルまで

上げている強者もいた。

 

 

 

そしてこの後もドラクエⅥを

クリアまでやり続けたのだが、

このような経緯があって、

ドラクエⅥの発売、12月9日

忘れられない日となったわけである。

 

やはり1年以上も期待していて

待ち遠しいくらい待っていたのと、

自分で長い時間をかけて貯金して買った

ゲームソフトということで

特別印象に残った日となったのだろう。

 

ちなみにこの時買ったドラクエⅥは、

箱ももちろん、中のビニールや説明書も

その後大事に扱い続けて、

現在でも箱、ビニール、説明書が

しっかり残っている。

 

これは僕の所持するソフトの中では

大変珍しいことだ。

 

ファミコンソフトにしろ

スーファミソフトにしろ

その他のソフトにしろ、ほとんど、

箱はまず残っていなくて、

説明書も残っているのは極僅か。

 

だからこんな感じで箱も説明書も、

ましてやビニールまで

26年経った今でも残っているのは、

僕の所持するソフトの中では

このドラクエⅥただ一つだけである。

 

 

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26年経った今でも箱はもちろん、
ビニールや説明書も綺麗に残っているのは、
僕にしては奇跡に近い



それだけ特別な思いがあって

大事にしてきたのだろうと自分でも思う。

 

だからこそ、12月9日といえば、

僕は今でもすぐさまドラクエⅥの発売日が

即座に頭に浮かんで来るほど

僕の人生の中でも特別な日であったのだろう。