ドラゴンボールの疑問２ 人造人間編での悟空とベジータはどっちが強いの？
ドラゴンボールについては大好きだったので、
原作も何回も読み返したりした。
だからその分読んでいて
素朴な疑問が浮かんでくることも多かった。
たられば
もしも××だったら
こういう疑問がいくらでも出てくる。
以前にも書いたが
今回もその疑問を考察してみたい。
今回は
人造人間編での悟空の強さについて。
人造人間編で地球にやってきた
人造人間１９号と２０号。
この二人と最初に対戦したのは悟空。
スーパーサイヤ人となった悟空は、
当初１９号を圧倒し、勝利は確実に見えた。
しかしこの時、悟空は心臓病を患っており、
その影響で、戦いの途中
急に息を乱し始め、ペースダウン。
ついには形勢が逆転し、
１９号に殺されるのではないかとも思われた。
しかしここでベジータが登場。
しかも悟空と同じように
スーパーサイヤ人となる。
そしてスーパーサイヤ人となった
ベジータは、１９号を圧倒し、
あっという間に始末してしまう。
その後１９号２０号よりもはるかに強い
１７号と１８号が登場し、
ベジータが１８号と戦うも、
ボコボコにやられてしまう。
さて、この時点での強さの比較についてだが、
スーパーサイヤ人となった二人、
悟空とベジータの強さの比較について。
この時点ではどっちが強いのだろう？
ということだ。
前述の通り悟空は１９号に負けそうになり、
ベジータはその１９号を圧倒した。
しかしそれは悟空が
心臓病を患っていたから本来の実力が
出せなかったのは言うまでもない。
もしも、悟空が心臓病を患っていなくて、
万全の状態だったら、で比較してみたい。
悟空は１９号との戦いの序盤は
１９号を圧倒していた。
それでもピッコロはその戦いぶりを見て
「あんなもんじゃない、
スーパーサイヤ人となった悟空の強さは
もっととてつもないはずだ」
と言っていた。
３年間悟空と一緒に修行をしていて、
悟空の実力をよくわかっている
ピッコロの発言は、とても信ぴょう性がある。
だから悟空が心臓病を患っていなければ、
もっと圧倒的な差で
１９号に勝利していただろう。
つまり悟空とベジータは両者ともに
１９号を圧倒できる強さは持っている。
しかしそのピッコロはベジータに対して
こんな発言もしている
「超えたかもしれん、悟空を」
前述の通り共に修行して、
悟空の実力を理解しているうえで
そういう発言をしたとなると、
ほんとにベジータのほうが上なのか？
でも僕はなんかしっくりこない。
３年前は当然の事ながら
悟空とベジータの実力の差は歴然。
そこからベジータは猛特訓して
実力を上げていくのだが、
当然悟空も休んでいたわけではなく、
修行をしている。
２人とも３年間ずっと修行しているのに、
あそこまで歴然とした差を縮め、
さらには追い越すことなどできたのだろうか？
だとしたらベジータは３年で
相当パワーアップし、
悟空は少しパワーアップしただけ、
ということになってしまう。
悟空が３年の間、サボりがちで
少ししか修行をしなかった
というならわかるが、
あの悟空がそんなことをするわけがない。
何よりもピッコロも一緒に
修行しているのだから尚更
そんなぬるい修行をしていたとも思えない。
だからいくらベジータのほうが
３年の間の伸び率がよかったとしても、
悟空を追い越すまではいってないと思う。
だとしたらピッコロのあの
ベジータのほうが上だというような発言は
なんだったのだろう。
修行の際に悟空はピッコロに
本来の力を隠していたのか？
まぁ確かに３年前、
実力はスーパーサイヤ人となった
悟空のほうがピッコロより
遥かに上だったから、
悟空はピッコロ相手の戦闘（修行）で
100％の力は出さなかっただろう。
だから悟空の本気を見ていない？
きっとそうだ。
やはり心臓病を患っていなければ
実力はベジータよりも悟空のほうが上
というのが僕の結論だ。
ただそれがどの程度なのかはわからない。
後に１７号１８号との戦いの後の
天津飯の発言に
「悟空がいくら強いといっても
トランクスやベジータと
それほど変わるもんじゃないはずだ」
というものもある。
天津飯が悟空の実力をわかっているとは
思えないが、もしかしたらその通り
悟空の実力はベジータよりも少し上
くらいなのかもしれない。
そのくらいだったら
僕の中でも一応納得はできる。
だからもしも、
悟空が万全な状態で１８号と戦っていたら。
たぶんベジータよりは善戦して、
けっこう追い込むところまでは行くと思うが、
１８号に勝利するところまでは
いかないだろうとは思う。
やはり結論としては
あの時の悟空の実力はベジータよりも上、
だけどその差は大きくはなく、
３年の間のベジータの
驚異的な追い上げによって、
悟空のほうが僅かに上回っている、
という状態にまで差は縮まった。
というのが僕の出した結論である。
