1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

小学校の思い出1 入学式の記憶

 

前回の記事で入学式の時の

写真のエピソードを書いたら

小学校の入学式の時の記憶が蘇ってきた。

 

といってもさすがに6歳の時で、

物心もたいしてついていない時だったので、

事細かには覚えてないけど、

割と記憶力の良い方だと自負している僕は、

ちょいと思い出してみた。

 

 

 

入学式当日。

 

その日は晴れていて良い天気だった。

 

 

この日入学の僕と、

2つ年上の3年生の兄の転校の日だった。

 

どういうことかというと、

僕の家族は、この少し前に

隣町から引っ越してきた。

 

だから引っ越してきた当初は

その時に僕は幼稚園卒園間近、

兄は小学2年生の終わり頃、

という状態だった。

 

もう新年度が近い時だったので、

新年度から、引っ越してきた

この地元の小学校に通う

ということに決まった。

 

だから僕はちょうど入学の時だったので、

新入生として最初からここの小学校で。

 

兄は、隣町の小学校から転校して、

ここの小学校に、

3年生の最初からスタートする、

ということになった。

 

 

入学式当日、兄は転校生として

校長室で説明などを受けて、

新入生の僕は、

まず学校の玄関で手続きをして、

在籍するクラスを確認し、

6年生が手を引いてくれて

教室まで案内してくれる。

 

1学年2クラスしかない

少人数の学校だったけど、

僕は1年1組だった。

 

 

6年生に教室まで案内され、

自分の名前のシールが貼ってある

机の所に行き、席に座った。

 

机には道具箱と

通学用の黄色い帽子が置いてあった。

 

道具箱には鉛筆やノリや消しゴムや

ノートなど文房具が入っていた。

 

 

隣には赤い服を着た女の子が

すでに着席していた。

 

僕の席の斜め左前の席には、

恰幅の良い女の子が

デーンと足を広げて座っていた。

 

僕はそれがなんか印象的だった。

最初から堂々としているその姿に

なんか圧倒された気がした(笑)

 

 

 

しばらく席で待っていると、

担任の先生が入ってきた。

 

30代後半の女性教師だった。

 

でも僕は安心した。

 

後から聞いたけど、

母もこの時担任の先生が女性だったことで

ホッとしたらしい。

 

というのもこの当時の幼い僕が、

これまで幼稚園でも

先生はすべて女性だったし、

小学生になっていきなり

担任の先生が男性教師では、

僕が怖がってしまうのではないか

と、心配していたらしい。

 

母らしい気遣いだが、

僕自身も良かったと思っていた。

 

 

 

担任の先生から軽く学校の説明を受けて、

入学式が始まるので体育館に移動する。

 

 

体育館では、「新入生入場~」と、

音楽に合わせて手拍子が鳴る中、新入生は、

教室内の隣の席の子と手をつないで入場する。

 

そして椅子に着席して、入学式が始まる。

 

 

校長先生の挨拶や、来賓の挨拶、

在校生は2年生と6年生が出席していて、

2年生が1年先輩として

僕たち新入生に歓迎の劇を披露してくれた。

 

 

そして担任の先生から一人ずつ名前を呼ばれ、

みんな大きな声で返事をしていく。

 

 

最後に2年生6年生の在校生が

校歌を歌ってくれて、入学式は終了。

 

 

一旦教室に戻った後に、

保護者も一緒に教室に来て、

担任の先生から説明を受けた後に、

再び体育館に行き、

担任の先生と校長先生と

保護者とクラス皆での集合写真を撮った。

 

その際に集合写真の位置を決める時に

背の順で位置を決めるので、

6年生が背を見て順番を決めていた。

 

体が小さく、チビだった僕を見た6年生が、

 

「あ、この子が一番小さいね」といって

僕を一番先頭にさせた。

 

僕はクラスの背の順で一番前となった。

 

ちなみにこれ以降、背の順で

ずっと一番前を死守し続けて(笑)、

6年生の時に初めて

前から2番目になった時まで

ずっと背の順で一番先頭、

前へならえで腰に手を置く状態だった。

 

 

というわけでこの時の集合写真でも

最前列で校長先生の隣に座っての

写真になった。

 

 

その写真撮影の時に僕の隣に座った男の子が

僕に話かけてきた。

 

「僕の家ねぇ、学校の真ん前なんだよ」

 

 

どうやら学校のすぐ目の前に

住んでいる子らしい。

 

へぇーそうなんだーと思っていたら、

そのまた隣の男の子も話に加わってきた。

 

 

「僕はねー、札幌から来たんだよ!」

 

なんと直前まで札幌に住んでいて、

この入学式の直前に

東京に引っ越してきたらしい。

 

僕はこの時は正直札幌がどこにあるのかも

わからない状態だったが、

なんとなく話の雰囲気で

遠くから来た、ということだけはわかった。

 

ただこの時の僕は、

もうすでに友達ができたような気がして

嬉しかったことは覚えている。

 

 

そんな感じで入学式は終了し、

ここから小学校生活が

スタートしたわけなんだけど、

僕は新入生として最初からスタートしたから

いいとして、兄は転校生として

スタートしたから、最初は嫌だったらしい。

 

でも兄はすぐに友達もできて、

しかもあっという間に学年の人気者になった。

 

このへんは兄の凄い所だと思う、

僕には無い羨ましい能力だよなぁ。