1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

伊東のホテル、暖香園に行った少年時代の旅行 その3

 

前回の記事のあらすじ

 

今から25年以上も前の話。

 

静岡県の伊東温泉に旅行に来た僕たち家族。

 

1泊旅行だけど、ワクワクしながら

その日宿泊するホテルに到着。

 

そのホテルは「ホテル暖香園」。

 

なかなかのホテルで、楽しく過ごしながら

あっという間に1日目は終了した。

 

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

 

翌朝、母は早くから目が覚めていて、

父は逆に遅くまでいびきをかいて寝ていた。

 

 

僕たち家族は、この日も

ホテルに宿泊した時の定番として、

朝食前に朝風呂に入りに大浴場に向かった。

 

 

 

やはり朝風呂はいい!

 

夜に入るのとはまた違う爽やかさがあるのが

朝風呂のいいところ。

 

これがないと旅行の醍醐味は

なにか物足りなくなると、

当時子供ながらにいつも思っていた。

 

 

 

朝風呂の後は朝食。

 

朝食はレストランでのバイキング形式。

 

僕はこれが嬉しかった。

 

 

僕たち家族は窓際の

外の景色が見える席をゲットし、

さっそく料理を取りに行く。

 

 

料理は朝食によくある料理が

ズラリと並んでいた。

 

 

僕は料理がどんなものかよりも

バイキング形式が嬉しくて、

とにかくどんどん料理を皿に盛った。

 

 

飲み物もジュースやお茶類や牛乳が

飲み放題で、僕は当時いつも食事の時に

飲み物として飲んていた牛乳を選んだ。

 

飲み物もどれも

ジュースディスペンサーに入っていて

透明な容器から中身が見えている光景だけで

飲みたい衝動に駆られてしまう。

 

 

料理は和食と洋食両方のおかずが並んでいて、

兄などはスクランブルエッグやパン、

スパゲッティなど洋風の料理を食べていたが、

僕は以前にホテルサンハトヤに宿泊した時に、

朝食でアジの干物などの

和食の朝食が美味しかった経験があったので、

この日も、ごはん、味噌汁、煮物、

アジの干物、かまぼこ、

などの和食のおかずを選んだ。

 

両親も和食中心の料理を盛っていた。

 

 

 

やはり一番大盛りで食べていたのは母だった。

 

母はこういう時は思いっきり元をとる、

といっていつも張り切って食べていた(笑)

 

 

 

やはり美味しい。

 

バイキングも嬉しいし、

なんといっても旅行に来て

ホテルで朝食を食べている、

と思うだけでテンションが違う。

 

もちろん暖香園の料理が美味しい

というのもあるのだろうけど、

そういった雰囲気と気持ちも

かなり関係しているのだろう。

 

 

最後にデザートのあんみつも食べて大満足。

 

 

 

さて食事が終わると、もうチェックアウトの

準備をし始めないといけないのが

1泊旅行の寂しいところ。

 

 

それでもチェックアウトまで

まだ少し時間があるということで、

もう少しだけゲームコーナで

遊ぶことにした。

 

 

父も母もゲームコーナーに来て、

父とレーシングゲームをやったりして

ギリギリまで楽しんだ。

 

 

 

そして時間が来てチェックアウトをして、

僕たち家族は来た時と同様に

徒歩で伊東駅まで向かった。

 

 

途中屋根付きの商店街の中を歩いたのを

覚えている。

 

 

道中ではお土産屋さんがたくさんあった。

 

 

それにしても温泉饅頭を売っている所が多い。

 

お土産の定番なのだろうか?

 

普通のお饅頭と何が違うんだろう?

と、思いながらも

お土産屋さんで知り合いに渡すお土産を買い、

伊東駅から在来線で熱海駅に向かい、

そこからまた新幹線で東京駅まで向かった。

 

 

これまで何度も書いたけど、

うちはほぼホテルに宿泊する

というのが旅行のメインだったので、

この日も観光はせずにすぐに帰路についた。

 

 

新幹線が東京駅に近づき、

景色がビルばかりになってくると

旅行も終わりに近づいたという

実感が湧いてきて切なくなってくる。

 

 

そして自宅の最寄り駅に到着し、

徒歩で家に向かっている途中、

ちょうどお昼頃だったので、

道中にある父の知り合いが経営する

中華料理屋さんで昼食にすることにした。

 

 

こういうお店での昼食で

僕は最後の最後まで旅行が続いている、

と、ギリギリまで旅行気分を堪能しよう

という気持ちでいた。

 

小学校の遠足でよくあった言葉、

『家に帰るまでが遠足です』のように。

 

 

ちなみにこのお店では

チャーハンが美味しくて有名で、

この日も僕と兄と母はチャーハンを食べた。

 

チャーハンと餃子を食べるのが

いつもこのお店に来た時の

僕のパターンだった。

 

この組み合わせが美味い。

 

正直言ってこのお店の餃子は

そこまで美味しいというわけでは

なかったのだが、

美味しいチャーハンと共に

餃子を食べるのが、

なんだか絶妙な組み合わせで好きだった。

 

 

 

食事を終えるとまた自宅に向かって歩き始め、

ちょうど天気の良い日だったのと、

3月下旬~4月の始め頃の時期だったから

桜がちょうど咲いていて、

とてもさわやかな感じだった。

 

 

 

自宅に到着し、兄の中学卒業祝い

という名目の旅行は終了。

 

 

この旅行までは、ずっと連休がある度に

旅行に行っていた僕たち家族だったが、

兄が高校に進学し、野球部に入ったため、

これ以降旅行に行く暇が兄には無く、

家族旅行は一旦ここで終了という形になった。

 

この次に家族で旅行をしたのは

もう僕も成人後の

20代も後半になる頃だった。

 

だから少年時代の最後の旅行ということで

記憶に残っているこの伊東の

暖香園での旅行。

 

少年時代最後の旅行

ということはいいとして、

とにかく今ではこういう思い出

一つ一つが宝物だと改めて思う。