1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

僕の筋トレ遍歴12 まだ快進撃は続いていた

 

筋トレ遍歴シリーズの前回のあらすじ

 

ベンチプレスのMAXに次々に挑戦していき、

その都度成功し、快進撃を続けていた

当時高校3年生の夏頃。

 

97.5kgまで上げる事ができ、

いよいよ次は100kgに挑戦する時が来た。

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

 

いよいよ100kgに挑戦だが、

この100kgという数字、ベンチプレスで

100kgを上げるというと、何かひとつの

ステータスのような気がしていた。

 

 

もちろん単に100kgを上げるといっても

その人の体重によって

その価値が変わってくると思うが、

当時53kgだった僕の体重からすると、

まずまずだと当時は自分で思っていた。

 

 

 

そして100kgに挑戦。

 

 

バーベルの重量を100kgに設定し、

ベンチに寝転がり、集中力を高める。

 

 

そしてバーを握り、

グっと力を込めてラックから外した。

 

 

そしてスーっと胸まで下ろし、

フルパワーで押し上げた。

 

 

7割まで上がったところで

ちょっと止まってしまった。

 

それでも渾身の力を込めて押し続け、

なんとか上がった。

 

 

 

上げた・・

 

 

 

100kgを上げた。

 

 

 

100kgという

区切りのいい数字を上げたことで、

これまでとは達成感が違っていた。

 

この時は特別に嬉しかった。

 

いままで頑張ってやってきたことが報われて、

爽快感がひときわ大きかった。

 

 

だが、これで立ち止まるつもりはなく、

もうすでにまた1回軽い胸トレ日を挟んだら、

新たなMAX挑戦をしようと

すでに決意していた。

 

 

 

僕はまた軽めの胸トレ日をやった次の

胸トレ日に、今度は102.5kgに

挑戦してみることにした。

 

 

ほんとに今思うと

こんなにどんどん重さを上げて

MAXに挑戦するのは無謀だと

今は感じるのだが、当時の僕は

成功があまりにも続いていたことと、

当時17歳でまだまだ子供だったことで、

若気の至りじゃないけど、

ほんとに調子に乗ってしまっていた部分が

かなりあった。

 

 

 

そして102.5kgに挑戦する日。

 

またまたいつも通りベンチに寝転がり、

バーベルを握ってラックから外した。

 

 

 

「ん?!」

 

 

 

この瞬間、いままでとは違う

ちょっとズシリとした重さを感じた・・

 

 

すぐさま胸まで下ろし、

全力で押し上げる。

 

 

しかし途中で止まってしまった。

 

 

なんとかこらえながら上げ切ろうとするが、

バーベルがそれ以上動かない。

 

 

そしてとうとう力尽きて、

バーベルが下がってしまった。

 

 

そして補助についてもらった人に

上げてもらい、失敗に終わった。

 

 

最初のラックから外した時点で、

なんだか重さをすごく感じ、

頭の中で瞬間的に「ダメかも」

という感覚が浮かんだ。

 

その間、たった数秒の間だけど、

頭の中ではそんな感覚だった。

 

そして案の定失敗し、僕は落胆した。

 

 

冷静に考えればこんなに短期間に

成功続きだったので、ここらで失敗しても

何ら不思議ではなかったのだが、

この時はもう成功するのが

当たり前の感覚にまでなっていたので、

この失敗に落胆していた。

 

 

僕はすぐまた再挑戦しようと考え、

今回はさすがに体に無理があったと思い、

今度は何回かの軽い胸トレ日を挟んだ後に

挑戦しようと決めた。

 

 

とはいっても結局はたった2回

軽い胸トレ日を挟んだだけで

またMAX挑戦に踏み切った。

 

 

 

再び102.5kgに挑戦する日、

前回の悔しさもあって、

絶対に成功させてやる!

と、意気込んでいた。

 

 

そしてベンチに寝転がり、バーを握って、

力を込めてラックから外した。

 

 

 

「ん?いけるか?」

 

 

前回、この時点でバーベルがズシリと

重い感じがしたが、今回はこの瞬間、

そこまでの感じがなく、

直感としていけるような感じを

瞬間的に感じ取った。

 

 

そして胸まで下して、

グワーっとフルパワーで押し上げた。

 

 

7割くらい上げたところで

また止まってしまったが、

ゆっくりだが最後まで上げ切ることができた。

 

 

 

よし!

 

 

前回の雪辱を果たしたぞ!

 

 

僕は前回の失敗の悔しさを晴らすことができ、

満足した。

 

 

だが、これで満足かと思いきや、

またすぐに今度は

105kgに挑戦しようと決めた。

 

 

続く