1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

96年1.4東京ドーム大会 その3

 

前回のあらすじ

 

96年の1月4日に僕と兄は

新日本プロレス

1.4東京ドーム大会を観に行き、

第六試合の馳選手の引退試合まで終了、

いよいよ大詰めを迎える。

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

 

第七試合は 

INOKI FINAL COUNT DOWN 5

 

アントニオ猪木 対 ビッグ・バン・ベイダー

 

 

この試合の時は

ひときわ歓声が大きくなった。

 

猪木選手の入場の際、

最初にハーブの演奏があり、

その後に入場曲、

炎のファイターが流れ、

割れんばかりの大歓声の中で

猪木選手が登場した。

 

しかし正直僕は

この試合に不安でいっぱいだった。

 

なにせ体格差は歴然。

 

しかもこの時すでに52歳という

猪木選手の年齢。

 

体格差や年齢を考えると、一体どう戦えば

ベイダー選手に勝利できるのだろう、

と、不安でいっぱいだった。

 

 

試合は開始早々ベイダー選手が攻撃を仕掛け、

さっそくそのパワーを見せつける。

 

猪木選手も応戦するが、

やはりパワーの差がはっきり出ている感じで、

なかなかベイダー選手に

有効なダメージを

与えることができていなかった。

 

 

途中、ベイダー選手が放った

ジャーマンスープレックス

猪木選手は頭から落ち、白目をむいて、

しばらく意識を失ってしまった。

 

これを見た時は、ヤバい・・ 

と本気で思ってしまった。

 

 

僕は、「頼む~、猪木ぃ~立ってくれ~」

と祈りながら、なんとか意識を回復した

猪木選手の反撃を期待した。

 

そして猪木選手は、タイミングを見て

ニードロップを繰り出したり

延髄斬りを放ったりして、

果敢に攻撃を仕掛けるが、

ベイダー選手の攻撃にまたダメージを負い、

さらにベイダー選手はその巨体で

倒れた状態の猪木選手にトップロープから

ムーンサルトプレスを放った。

 

そしてそのままフォールし、

万事休すか・・

 

と思われたが、

なんとか返し、耐えた。

 

 

そしてベイダー選手が猪木選手を

コーナーポストに振って、

体当たりをしようとしたところを

猪木選手が一瞬で体を入れ替え、

すかさず、なんとベイダー選手を持ち上げ、

ボディスラムを放った。

 

これには会場も大歓声!

 

僕も「おーー!!」と、

 

思わず身を乗り出してしまった。

 

 

 

そして猪木選手はすかさず

ベイダー選手の腕を極め、

腕ひしぎ逆十字固めで

ベイダー選手がギブアップし、

猪木選手が勝利した。

 

 

会場のお客さんも僕も、

もうダメかという雰囲気だったので、

逆転勝利に、会場は大盛り上がりだった。

 

 

 

第八試合は新日本対Uインター対抗戦

 

長州力選手 対 垣原賢人選手の対戦。

 

 

これまでの対抗戦で

両者ともに連勝を重ねていて

垣原選手は対抗戦関連の試合で

ここまで負けなし。

 

長州選手も10.9大会で

Uインターの選手に力の差を見せつけ、

そしてその後も負けなし。

 

長州選手が試合前に

「垣原の連勝は俺がとめる」

と豪語していた。

 

僕も10.9大会とそれ以降の

長州選手の戦いっぷりを見て、

長州選手ならやってくれる! 

そう信じていた。

 

 

試合が始まると、

やはり長州選手が貫禄を見せつけ、

垣原選手の攻撃を冷静にさばいていき、

必殺のリキラリアットを垣原選手に食らわせ、

そしてフィニッシュはサソリ固め

ギブアップを奪い、長州選手が圧勝した。

 

 

 

そして第九試合は

橋本真也選手 対 山崎一夫選手の対戦。

 

この当時、フリーのレスラーとして

新日のリングに参戦していた山崎選手。

 

新日のリングに参戦してからも

連勝を重ねていた山崎選手の強さは

脅威だったが、

そこはやはり前IWGP王者の橋本選手。

最後は山崎選手を高々と持ち上げ、

垂直落下式DDTをお見舞いし、

そのままフォールして橋本選手が勝利した。

 

ちなみにこの時の垂直落下式DDTは、

モロに頭から垂直に落ちた感じが

忘れられない。

僕は橋本選手のファンで、

橋本選手を応援していたが、

さすがに山崎選手が心配になるほど

頭からモロに落ちていた。

 

つくづく危険な技だと思い知った・・

 

 

そしてこの試合が終わると

いよいよ第10試合、

メインイベントの時が来た。

 

 

続く