僕の大晦日といえば
今日は大晦日。
今年も、もう終わりですね。
コロナ渦とはいえ、
世間はやはり大晦日は忙しそうですねぇ。
僕はというと、
今でこそ大晦日といっても何もないけど、
昔は大晦日といえば
毎年定番なものが4つあった。
それは、
銭湯
天ぷらそば
大晦日だよドラえもん
この4つが毎年恒例の僕の大晦日だった。
どういうことかというと、
まず、大晦日には、父と兄と僕の3人で
自宅のすぐ近くにある
銭湯に行くのが定番だった。
1年の締めくくりの日の大晦日には、
1年の垢を落とそう、という父の意向で、
幼い頃から大晦日には銭湯に行って、
いわば体の大掃除をしていたのだ。
それが僕は楽しみだった。
銭湯に行くこと自体も楽しかったけど、
なんとなく正月を翌日に控えている
という気分もあって、
普段の日に行く銭湯の時以上に楽しかった。
だいたい夕方頃に銭湯に行って、
体を綺麗にし、そして風呂から出ると、
そこの銭湯で売っているアイスを
父に買ってもらうのも定番だった。
だいたいはいつも2個買ってもらうのだが、
そのうちの1個は
いつも雪見だいふくと決まっていた。
これは単純に
僕が雪見だいふくが好きだったことが
主な理由だけど、
というのを繰り返しているうちに、
というイメージが
自然と根付いてしまっていたようだ。
だから大晦日の銭湯に行った時には、
必ず2個買うアイスのうちの1個は
雪見だいふくだった。
ちなみにもう1個は
その時によってまちまちだけど、
でもたいていは森永の『ピノ』だったかな。
銭湯に行った後に自宅に戻ると、
僕らが銭湯に行っている間に
母がこの日の夕食である
年越しそばを作ってくれていて、
帰るとともに夕食となる。
この年越しそばも毎年定番で
母特製の天ぷらそばだった。
エビ天や野菜天を作ってくれて、
その天ぷらがドーンと乗っかった
天ぷらそばを堪能する。
これがまた美味しかった。
この天ぷらそばを食べると、
さらに大晦日を実感する。
そしてそれを食べ終えると、
僕はリビングから兄との共同部屋である
子供部屋に移動して、
うちは基本的にはテレビは
リビングで見るのだけれど、
この日は両親が歌番組、
大晦日に定番だった
懐かしの昭和の名曲の番組とか
紅白歌合戦を見るので、
ドラえもんが見たい僕は子供部屋に行って、
その部屋のテレビで
大晦日の醍醐味だった。
今はこの番組は1時間スペシャルとかに
なってしまっているようだけど、
3時間くらいの長時間スペシャルだった。
これを大晦日に観るのも定番で、
そして楽しみであった。
前述の通り夕食の天ぷらそばを
食べ終えた後に、冷凍庫から銭湯で買った
雪見だいふくを取り出し、
部屋にあるストーブをつけ、
部屋を暖かくした状態で
ドラえもんを観ながら
雪見だいふくを堪能する。
途中流れるCMで、フジカラーのCMが流れ、
お正月を写そう♪
フジカラーで写そう♪
というフレーズを聞いて、
さらに大晦日という実感が
大きくなっていたものだ。
雪見だいふくを食べるのも
僕にとっては大事な要素だった。
まぁこんな感じで
昔は大晦日を楽しんでいたものだ。
今はすっかりそんなことは
なくなってしまったけど、
何か別の新しい大晦日の楽しみでも
これからできるといいなぁ。
皆さんもそれぞれ
大晦日の楽しみ方があるのかな?
やはりどうせなら楽しい気分で
1年を締めくくってもらいたいですね。
来年もきっといい1年になる。
そう信じましょう。
それでは皆さんよいお年を。