1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

江戸川区小岩の湯宴ランドの思い出

 

 

うちの家族は昔はよく

健康ランドに行ったものだ。

 

 

たいていは江戸川区船堀にある

東京健康ランド(現まねきの湯)

に行くことが多かったのだが、

それと同時に、同じく江戸川区の小岩の

「湯宴ランド」という

スーパー銭湯に行っていた。

 

 

この湯宴ランドも東京健康ランドと同じく、

お風呂に入ったり、宴会場で食事をしたり

お酒を飲んだり、その他施設で遊んだり、

休憩スペースで眠ったりと、

だいたい同じ設備だった。

 

 

この湯宴ランドにも

うちの家族はたまに行っていて、

だいたい東京健康ランドと湯宴ランドを

6対4くらいの割合で行っていた。

 

 

最初に湯宴ランドに行くきっかけ

となったのは、今から30年ほど前、

僕が小学生の時の担任の先生が

教えてくれたのがきっかけだった。

 

 

当時うちの家族が

東京健康ランドによく行っているとの話を

たまたま担任の先生にしたところ、

「小岩にも健康ランドがあるよ」

と教えてくれた。

 

 

僕たち家族はさっそく行ってみよう

ということになり、

家族全員で湯宴ランドに向かった。

 

 

湯宴ランドは、2階建てで

面積が広い東京健康ランドとは違い、

7階建て?だかで、1階1階の広さは無いが、

その代わり縦に長いといった印象があった。

 

 

 

さっそく中に入る。

 

 

この湯宴ランドに関しては

最後に行ったのがいつだったか

思い出せないくらい前なので、

ちょっと鮮明には思い出せない部分もあるが、

それでも残っている記憶を頼りに

なんとか思い出してみる。

 

 

1階のフロントで受付けを済ませると、

ロッカーキーを受け取り

大浴場の脱衣場のロッカーに向かう。

 

 

やはり縦に長く、高い建物なので、

東京健康ランドとは違い、

さっそくここでエレベーターの出番となる。

 

この湯宴ランドも色々な施設があるのだが、

各階にちらばっているので、

その都度エレベーターや階段を使って

上り下りを頻繁にすることになる。

 

そのへんが東京健康ランドとの

大きな違いだと思った。

 

 

 

大浴場の脱衣所のロッカーに着き、

荷物を入れて、さっそくお風呂に入る。

 

やはり広さ的には

東京健康ランドよりも狭く感じた。

 

面積だけのことではなく、

浴場内の天井の高さに関しても、

湯宴ランドは低く、

東京健康ランドは高いので、そのあたりも

狭く感じてしまった理由ではないかと思う。

 

 

とはいえ、大小さまざまなお風呂があって、

もちろんミストサウナや普通のサウナもあり、

泡風呂や檜風呂もあって、

小学生の僕は楽しかった。

 

 

お風呂を満喫した後は、

アロハシャツに着替える。

このへんも東京健康ランドと同じだ。

 

そして風呂上りには

我が家は必ず宴会場に行き、

母と待ち合わせをする。

 

 

宴会場は大広間で、舞台もある。

その舞台ではショーが行われる時もあるし、

カラオケをやることもできる。

 

父もいつだか、

舞台上でカラオケをやったことがある。

 

 

食事を堪能した後は、

各施設に行って楽しむのだが、

その都度各階の上り下りがあるのが

この湯宴ランドだ。

 

だけどその上り下りすら楽しんでいたのが、

当時子供だった僕だ。

 

 

絨毯張りのエレベーター内や階段は、

なんだか嬉しくて、

エレベーター内で寝転がったり、

絨毯張りで滑らず上り下りしやすい階段を

走って移動したり、

こういうものすら楽しんでいた。

 

 

この湯宴ランドにもシアタールームがあり、

上映されている映画を観ながら

横になって眠ることができるし、

テレビを観ながら眠ったり

雑誌を読んだりができる

リラックスルームがあったり、

マッサージを受けたりできる

ラクゼーション施設があるのも

東京健康ランドと同じだった。

 

もちろんゲームコーナーもあった。

 

確か僕の記憶ではゲームコーナーは

1階にあったと思う。

 

だからゲームをやるには

1階まで下りていかなければならない。

 

 

色々なゲームをやったが、

龍虎の拳というゲームが流行っていた頃に

湯宴ランドに行った時は、

ひたすらゲームコーナーで

龍虎の拳をやったのを覚えている。

 

 

余談だが、湯宴ランドで

龍虎の拳をやっている時に、

隣に野球拳のゲーム機が置いてあり、

そこから音声で「野球拳パート××」

というフレーズがよく聞こえてきて、

 

野球? なんだそりゃ、

どんなゲームだ?」

 

 

当時小学生だった僕は、

野球拳とは野球の、つまりチケット。

なんらかのゲームをやって、勝ったら

野球のチケットがもらえるゲームだと

本気で思っていた(笑)

 

冗談のような笑い話のようだが、

当時の僕は本気でそう思っていた。

 

 

話はそれたが、とにかく

湯宴ランドは湯宴ランドで

東京健康ランドとはまた違った楽しさがあり、

うちら家族は基本的には

東京健康ランドに行くことが多かったが、

この湯宴ランドに行くこともけっこうあった。

 

この2軒を父の仕事の休みの度に

よく行っていたあの頃を

懐かしくて思い出してみたのだけれど、

湯宴ランドは数年前に

閉館してしまったらしい。

 

僕としては幼き頃の思い出が

たくさん詰まっていた場所なので、

それを知った時は寂しい思いがした。

 

 

僕ら兄弟が成長してきてからは、

だんたんスーパー銭湯に行くといえば

ほぼ東京健康ランド1本に

なっていっていたので、

湯宴ランドには長い期間行ってなかった。

 

こんなことならもっと行っておけばよかった

と思ったりもするけど、もう遅いよね。

 

だけど、僕の記憶の中で、

今でも楽しかった湯宴ランドの思い出は

間違いなく残っている。

 

その思い出は僕の記憶の中で

キラキラと今でも輝いている。

 

その楽しい思い出を作ってくれた

父親、そして湯宴ランドに心から言いたい。

 

 

 

ありがとう