1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

衝撃を受けた10.9東京ドーム プロレス観戦 3

 

前回の記事

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

 

前回の続き

 

ついに10.9東京ドーム大会の

当日を迎えた僕ら兄弟は、

東京ドームに着き、イベント開始前に

初めてのプロレスのドーム会場での

雰囲気を存分に満喫していた。

 

 

そしてついにイベント開始時刻となる。

 

 

いつものワールドプロレスリング

オープニング曲が鳴り響き、

会場内に大歓声と手拍子が巻き起こる。

 

 

田中秀和リングアナウンサーの挨拶と

アントニオ猪木氏の

「ようこそ、東京ドームへ」

といった挨拶があり、

そして対戦カードの発表があった。

 

しかしここで「あれ?」となった。

 

 

それは第五試合の紹介のこと。

 

 

第五試合は

 

長州 力 対 安生洋二  と紹介があった。

 

 

あれ?第五試合は蝶野正洋選手と

宮戸優光選手の対戦じゃなかったっけ?

 

改めてパンフレットを見ても

やはり第五試合は

蝶野選手と宮戸選手の対戦となっている。

 

間違って紹介したのか???

 

 

こんな疑問をかかえながら、

早くも第一試合が始まる。

 

 

まず田中リングアナのコールで

Uインターの金原選手と桜庭選手が入場。

 

 

続いて新日本側の番になると

早くも会場の歓声が大きくなり始め、

 

新日本プロレス

石沢常光、永田裕志入場!!」

 

のコールで、もの凄い大歓声に包まれた。

 

 

あの大音量の入場テーマ曲が

大歓声によってかき消され、

聞こえなくなっていた。

 

 

僕は後に、何度もプロレスの試合を

観に行ったが、第一試合から

入場テーマ曲が聞こえないほど

大歓声に包まれていたのは

この時だけだった。

 

 

 

試合は、両者とも見せ場を作りながら

時間が経過していったが、

グラウンドで石沢選手が

下になっていた状態で

一瞬の隙をついて桜庭選手を

下からの三角締めギブアップを奪った。

 

 

その瞬間また会場内が

割れんばかりの大歓声に包まれた。

 

僕もまた「勝ったーーー!!」

と、飛び上がった。

 

 

繰り返すが、第一試合から

こんな大興奮で大歓声が沸き起こったのは、

僕が観に行ったプロレス興行では

この10.9東京ドーム大会だけであった。

 

 

やはりこの大歓声を見る限り、

この日の会場内は、

ほとんどが新日本プロレスのファンで

埋め尽くされていたのだろう。

 

 

 

次の大谷晋二郎選手(当時23歳)と

山本健一選手(当時19歳)という

若い2人の対戦は、15分1本勝負という、

なぜこの試合だけ

こんな短い制限時間なのかと

不思議に思ったのを覚えている。

 

それはさておき、試合が始まり、

途中大谷選手が山本選手の髪を掴んで

リング下まで放り投げたり、

下になった山本選手を

足でグリグリ踏みつけたり、

いわゆるケンカマッチ的な

エキサイティングな内容となった。

 

 

そして山本選手の腕ひしぎ逆十字を

なんとかロープに逃げた大谷選手が

キレたようなしぐさを見せ、

そこからソバット、ドロップキック、

投げっぱなしドラゴンスープレックスを放ち、

そしてまた

ドラゴンスープレックスを繰り出し、

カウントを狙うも、勢いが良すぎて

山本選手の両肩がついておらず、

カウントができないという体制になり、

そこから体制を変えて、

チキンウイングアームロックを決め、

大谷選手の勝利。

 

新日本プロレスが早くも連勝し、

僕の近くの席に座っていた

新日本プロレスファンと思われる人も

「新日は全勝するでしょ」

と楽勝ムードだった。

 

 

それを聞いた僕も

「え?全勝?そんなことあるのかなぁ、

だったら凄く嬉しいけど」と期待が膨らんだ。

 

 

 

第三試合、飯塚高史選手対高山善廣選手。

体格で明らかに上回る高山選手を

飯塚選手が裏投げ2発からの

チキンウイングフェイスロックを繰り出し、

僕もこれで決まった!と思ったが、

外れてしまい、もう一度今度は

アームロックを狙いにいった

飯塚選手だったが、

高山選手が逆に体制を入れ替えて、

腕ひしぎ逆十字固めを決め、

ギブアップを奪った。

 

高山選手の勝利に

Uインターが1勝目をあげた。

 

 

やはり全勝は無理だったか・・

 

そりゃそうだ、

Uインターの選手を甘くみてはいけない。

 

 

気を取り直して次の試合に期待しよう。

 

 

 

第四試合

獣神サンダーライガー選手対

佐野直喜選手の闘い。

 

佐野選手は高田選手と同じで

元は新日本プロレスの選手。

 

そのためか、試合でSTFを決めにいったり、

場外のライガー選手にリング上から

トペ・スイシーダを放ったりと

Uインターらしからぬ技を繰り出していた。

 

そして最後も

タイガースープレックスを繰り出し、

そのまま3カウントで佐野選手が勝利した。

 

最後までプロレス技にこだわったような

試合内容だった。

 

この佐野選手の勝利によって

Uインターも2勝。

 

2勝2敗のイーブンになり、

会場内の新日ファンも

先ほどまでの楽勝ムードは

すっかり消え去っていた。

 

 

僕もすっかり意気消沈してしまい、

そんな状態のまま、第五試合の前に

ここで休憩時間があった。

 

 

続く