1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

衝撃を受けた10.9東京ドーム プロレス観戦 2

 

 

前回の記事

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

前回の記事の続き

 

10月9日に開催される

新日本プロレスUWFインターナショナル

全面対抗戦を観に行くことが決まった

僕ら兄弟は、決定した対戦カードを見ながら、

勝敗を予想していたりしていた。

 

当然メインの武藤選手も勝って欲しいと

願っていたが、以前、何かのテレビ番組で、

高田選手の蹴りの威力を数字で測る

という企画があったが、

その時に、もの凄い数値を

たたき出したのを覚えていた。

 

その時の印象があったので、

いくら武藤選手といえども

その蹴りを食らい続けたら

ヤバいのではないか・・?

と、不安になってきた。

 

そのことを兄に伝えると、兄も

 

「確かに、あの蹴りには

耐えられないかもしれないなぁ・・」

 

と言ってきたので、ますます不安になった。

 

 

その不安を押し上げたもう一つの要因は、

その10.9東京ドーム大会の前哨戦として

9月23日横浜アリーナ

 

長州 力        安生洋二

永田裕志   VS   中野龍雄

(新日本)       (UWF

 

の試合が行われた。

 

 

 

試合は永田選手と安生選手の

2人の顔が腫れるという

非常にエキサイトした展開になっていたが、

最後は中野選手が永田選手を

腕ひしぎ逆十字固めで破った。

 

 

この新日本勢の敗北に

Uインターの選手の強さを

目の当たりにすることとなった。

 

 

この試合の結果に

「10.9東京ドームの試合も

新日本勢、やばいんじゃないのかな・・」

という心配が膨らんだ。

 

 

当日の試合の不安と

初の東京ドームでのプロレス観戦に

ワクワクした気持ちと

2つの思いをかかえながら、

ついに当日を迎えた。

 

 

この日は月曜日だったのだが、

その日は学校で授業参観があった。

 

僕は「くそー、こんな日に

嫌な行事がありやがって・・」

 

と、モヤモヤしていたが、

とにかくそんなことはさっさと終わらして、

早く帰って、すぐにでも

東京ドームに行きたかった。

 

 

この頃の兄は、

いつも学校から帰ってくるのが遅くて、

この日もそんな調子なら、

イベント開始に間に合わなくなるといった

可能性があったが、

やはり兄もそこはちゃんと調整したらしく、

この日ばかりは僕が学校から帰ってくると

すでに兄は家にいた。

 

 

「よかったー、

これでイベント開始に間に合う」

 

とりあえずホッとした。

 

 

イベント開始に遅れても

試合開始までに着けばいいかというと

僕はそうではなかった。

 

試合前の最初のオープニングや

対戦カード発表、

もっと言えば、

それらのイベント開始前の会場内に入って、

ゆっくりパンフレットでも読みながら

会場内の雰囲気をじっくり味わうのも

大事な楽しみの要素だった。

 

 

 

兄と一緒に家を出発して、

また前回のプロレス観戦の時と同じように

途中のコンビニに寄って、

場内で食べるサンドイッチを買った。

 

なんか前回の観戦以来、

プロレス会場ではサンドイッチを食べるのが

僕の定番になりつつあった。

 

なんか、あの会場の雰囲気には

サンドイッチの匂いと味が合うんだよなぁ・・

 

 

 

水道橋駅に着き、東京ドームに近づくと、

もうすでに人がいっぱいいた。

 

 

ドームのまわりでは、

大会関連グッズなどを販売している

売店のテントがいくつかあって、

大勢の人が押し寄せて、

グッズが飛ぶように売れていた。

 

 

僕も大会パンフレットがどうしても欲しくて、

なんとか並んでパンフレットを手に入れた。

 

 

パンフレットを購入すると、

いよいよドームの中に入ろうと

チケットに書いてある番号のゲートを探す。

 

 

一番安い席だったので当然2階席。

 

 

ボディチェックを受けてドーム内に入り、

そしていよいよ会場内に入る。

 

 

2階席から見下ろした場所に

リングと花道が見えた。

 

 

東京ドームの花道だ・・!」

 

 

他の会場の時とは違う

ドームならではに設置されている花道。

 

これを初めて生で見て、とても感動した。

 

 

やはり広い東京ドームの

2階席から見るリングは距離があったが、

想像していたよりかは遠くなく、

双眼鏡なしでも大丈夫そうだった。

 

 

席に着くと、さっそく持ってきた

サンドイッチを食べながら

先ほど買ったパンフレットを読む。

 

余談だが、このパンフレットの匂いが

たまらなく好きだった。

 

なんというか印刷の匂いというか、

なんとも言葉では表現しにくい匂いだが、

とにかくこのパンフレットの匂いと、

会場内の匂いと、

サンドイッチの匂いが合わさって

最高の香りになる(笑)

 

この瞬間がたまらないのだ。

 

 

イベント開始前の時間も満喫しながら、

いよいよ開始時刻になった。

 

 

続く