1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

いじめられていた中2の頃 2

 

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続き

 

 

Nにいじめられ、

弱虫の僕は何も抵抗できずにいると

Nの行為はどんどんエスカレートしていった。

 

美術の授業中、Nがなぜか僕の所に来て、

僕の頬を手で数回こすった。

 

「???」なんだ?

 

と思っていた僕が頬に手をやると、

なにか頬にべっとりとしたものが付いている。

 

そのべっとりとしたものの匂いで

すぐにわかった。

 

 

工作用の「ボンド」だ。

 

 

Nは美術の授業でボンドを使った際に

手に付いたボンドを僕の頬で拭っていたのだ。

 

あわてて洗い流しながら

悔しさと悲しさに耐えていた。

 

またある時の美術の授業では、

僕の頭の上に濡れた雑巾をかぶせてきた。

 

それも、たった今さんざん

美術室の汚れた作業台を拭いた汚い雑巾だ。

 

僕はあわててその雑巾を取って

思わず放り投げてしまった。

 

すると偶然Nのほうに雑巾が飛んだ。

 

僕も一瞬心の中で「やばい」と思った。

 

数秒後、突然頭に バシーン!! 

強い衝撃とともに

目から火花が飛んだ感覚があった。

 

Nに思いっきり頭を叩かれたのだ。

 

頭にジーンと痛みが響き渡った。

 

僕はまた悔しさと、

みんなの前でやられた恥ずかしさで

涙をこらえていた。

 

こんなことを日常的に

みんなの前でやられていると、

それを見ている他のクラスメイトの

僕に対する態度もだんだん変わってきた。

 

僕が日々いじめられている姿を見て、

「あいつはチョロい奴」

「あいつは弱い奴」

という認識になるのか、

みんな僕に対して馬鹿にしたような態度、

下に見るような態度に変わってくるのだ。

 

それまでは普通に接していてくれていた

クラスメイト達も、だんだん

そういう馬鹿にした態度で

僕に接するようになっていった。

 

僕としては

「なぜ!?君は今まで僕に

普通に接してくれていたじゃないか?

それがどうして?」

という思いでいっぱいだった。

 

とある生徒は歩いていて

僕に遭遇するといつも

「邪魔だよてめー」と罵倒するし、

またある生徒は、

ちょっと誤って体に触れただけで

「痛ぇー」と大袈裟に言い、

そこで僕が何も言わないと

「無視かよ、おい無視かよ」と、

僕が謝るまで言い続けてくる。

 

掃除の時間、トイレ掃除の時など、

ふざけて僕の足などに水をかけてきた。

 

それが狙いを外して僕の顔に

水がかかってしまったこともあった。

 

その時には

「おめーの顔汚ねぇから掃除してやったよ」

と言って去っていった。

 

他のクラスメイトも、

僕の事をあきらかに見下しているのが

その態度でわかった。

 

僕にしょっちゅう

悪ふざけの嫌がらせをしてきたり、

ちょっと目が合っただけで

眉間にシワを寄せて

「なんだよてめぇ」と言われるし、

僕は一人でずっと耐え続けていた。

 

 

一番いじめが酷かったのは

2学期の頃だったが、

ちょうどその頃に

3泊4日の林間学校があって、

僕はただでさえ、宿泊学習が嫌いなのに、

いじめの真っただ中での行事だったので、

なおさら行きたくなかった。

 

しかし避けられない行事だったため、

仕方なく覚悟を決めて行くことにした。

 

しかしやはり地獄の林間学校だった。

 

行く前の日から最悪だった。

 

 

続く