1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

暑い日に喫茶店で昼食の思い出

 

もう夏休みに入ったという学生も多いのかな?

 

小中学生はもう少し後かな?

 

そういえばこうやって

セミの鳴き声が聞こえていると、

楽しかった小学生時代の夏休みを

思い出すのは毎年恒例なんだけれど、

 

その思い出の一つに、

茶店でお昼ご飯というものがある。

 

 

小学生の頃は基本的にはお昼ご飯は

母が作ってくれた料理を食べていたのだが、

母が用事で外出して不在の時もある。

 

たいていはそういう時は

お昼ご飯を作り置きしていてくれるのだが、

父が仕事が休みで家にいるときは

父が喫茶店によく連れて行ってくれた。

 

 

基本的に我が家は

真夏でも日中は冷房は使わないので

家の中はとても暑い。

 

だから父はいつもそういう時は

「涼しい喫茶店で昼飯を食おう」と、

茶店に連れて行ってくれた。

 

僕はこれがひそかな楽しみだった。

 

 

茶店で食べるメニューは

いつも決まっていた。

 

サンドイッチスパゲッティーナポリタン

そしてアイスミルクだ。

 

この組み合わせが大好きで、

茶店に行くといつもこれらを注文していた。

 

 

父と一緒に喫茶店に向かい、

店内に入った瞬間「おぉー涼しい」

と、涼しさに感激し、

店内に漂うコーヒーの香りに

茶店に来たという実感が湧き、

注文した料理を少年ジャンプや

少年マガジンを読みながら待つ。

 

 

まずアイスミルクが運ばれてくる。

 

これにガムシロップを入れて飲むのが

大好きだった。

 

茶店によっては

最初からガムシロップが入っている

というところもあったが、

とにかくこれが甘くて、たまらなく美味しい。

 

アイスミルクを堪能していると

サンドイッチとスパゲッティが運ばれてくる。

 

茶店メニューで

この組み合わせが最高だった。

 

 

まずサンドイッチを食べ始め、

モグモグと堪能している最中にすかさず

スパゲッティをさらに口にする。

この食べ方が好きだった。

 

そしてまたサンドイッチを口にして、

飲み込む前にまたスパゲッティを口にする

ということを繰り返し、

飲み込み辛くなったら

アイスミルクで流し込んで、

至福の時を堪能しながら

大満足して昼食を終える。

 

こういう夏の喫茶店での昼食は

僕が小学生の頃だけの事で

その後はほとんどなかったが、

僕の中では強烈に印象に残っていて、

いまだに毎年夏になって

セミの声が聞こえる天気の良い日には

ついつい思い出してしまう。

 

ちなみにその頃行っていた喫茶店

3店くらいあったが、そのうちの2店は

すでに閉店してしまっている。

 

でもその店があった場所を通ると

今でもその思い出が蘇ってくる。

 

今では僕は1日1食なので、

食事のチャンスは1日に1回しかないので、

家で好きな物を用意して食べたい

という思いで、

なかなか外食はしてないのだが、

タイミングが合ったらまた

茶店でサンドイッチとスパゲッティと

アイスミルクを堪能してみようかなと

密かに思ったりしている。

 

もちろんこれらを自分で作って

自宅で堪能することもできるが、

やはりあの頃と同じように

 

『暑い夏に涼しい喫茶店

 

という雰囲気がいいのだ。

 

またいつかその雰囲気を味わってみよう。

完全にあの頃に戻ったつもりで・・