1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

筋トレに出会った小学生時代 後編

 

前回の記事で書いたが、

小学3年生だった僕は、筋トレにハマって、

腕立て伏せと腹筋運動を続けたことで、

見事に筋肉が発達し、

ますます筋トレにハマっていった。

 

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

その後、4年生の3学期に入った頃に、

またもやテレビで、

ダンベルを使ってダンベルカール
(二頭筋の種目)

をやっている映像を見た。

 

「なるほど、あれをやれば

力こぶはもっと大きくなるのか」

と、解釈した僕は、

鉄アレイが欲しくてたまらなくなった。

 

すぐさま父に頼んで、

鉄アレイを買いに行くことにした。

 

近所のディスカウントショップに行くと、

さっそく鉄アレイを発見。

 

さて何キロの鉄アレイを買うか、

と迷ったが、持ってみて

できそうだったのは3kgだった。

 

よし、これにしよう、と思い、

3kgの鉄アレイを買ってもらった。

 

 

もうその日から狂ったように

鉄アレイでカールをやりまくった。

 

次の日の学校でも、授業中、

前日に買った鉄アレイのことで

頭がいっぱいだった。

 

早く帰ってあの鉄アレイで

レーニングがしたい。

 

そのワクワクした思いから、

授業が終わるのがやたら長く感じた。

 

ようやく下校の時刻になり、

家まで飛んで帰り、

すぐさま鉄アレイでカールをやりまくった。

 

小学4年生の子供が、

鉄アレイのことにこれだけ喜ぶ姿は、

まわりから見て異様だったかもしれない。

 

両親も僕が夢中になっているその姿に

呆気にとられていた表情をしていた。

 

ある時、親戚のお兄さんが遊びに来た時、

僕はその時もかまわず

鉄アレイでカールをしていたが、

いわゆる反動を使ってやっている

僕の姿を見て、

「こういうのは反動を使っちゃだめなんだよ、
腕の力だけでやらなきゃ」

と、アドバイスをくれた。

 

その親戚のお兄さんは

スポーツマンだったので、

僕の中で説得力のある言葉に聞こえ、

「なるほど、腕の力だけでやるのか」

とすぐさま改善し、体を固定し、

腕だけを動かし、いわゆるストリクトに

カールをするようにした。

 

なるほど、これはキツい、レーニングは

キツいのをやらなければダメなんだと

思っていた僕は、この日からずっと

ストリクトにカールすることを心掛けた。

 

そしてその効果はかなり出て、

しばらくすると僕の力こぶはくっきりと、

野球のボールかテニスボールを

腕に埋め込んだかのような

綺麗な上腕二頭筋に発達した。

 

正直これは誰に見せても驚かれた。

 

もともとガリガリなほど

体脂肪が少なかったことと、

ストリクトのカールが効いたのか?

僕の上腕二頭筋は自分でも

ほれぼれするくらいに発達した。

 

この頃には腹筋もさらにくっきりと

6つに割れており、二頭筋と腹筋は

僕の自慢の筋肉となった。

 

僕は気を良くし、これ以降ますます

筋トレのモチベーションが

上がり続けていくのだが、

筋トレができない時期もあった。

 

その理由はその時によってさまざまだが、

過去記事でも書いた通り、

僕は小学生の頃、

自律神経失調症と診断され、体調を崩して、

とても筋トレどころではない時もあった。

 

あれは辛かった。

 

吐き気や胃の不快感で食事量も少なくて、

もともと痩せているのに

さらに体重が減ったりしていた。

 

それともう一つ、やりたいけど、

無理やりやめていた時期もあった。

 

 

前述の通り、筋トレに夢中になっていて、

筋トレが苦になるどころか、

筋肉の発達の喜びもあって、

筋トレがやりたくてやりたくて

仕方がない状態だったのだが、

親やまわりの大人から、

いつも言われていたある言葉が原因で、

僕は筋トレを

無理やり我慢している時もあった。

 

 

その言葉は、両親や、

僕が筋トレをやっている事を知った

まわりの大人に必ずと言っていいほど

言われた言葉

 

「子供のうちから

筋肉を付けると、

背が伸びなくなるよ」

 

 

おろらく数十年前頃に子供だった方で

筋トレをやっていた方は

一度は聞いたことがある

言葉ではないだろうか。

 

最近ではそのような事を言う人は

あまりいなくなったが、

僕が小学生だった時代は、

子供が筋トレをやると

背が伸びなくなるという

迷信が蔓延していた。

 

だから僕もその当時は

大人からさんざんその事を指摘された。

 

こうなると僕の心境は複雑だ。

 

なにせ、過度のコンプレックスを

持つくらい体が小さく、

背が低いことを気にしていた僕は、

背が伸びないなどという話を聞くと、

いくら大好きな筋トレといえども、

動きがピタリと止まってしまう。

 

この事が原因で、筋トレをやりたいけど、

我慢するということが

高校1年の途中まで続いた。

 

ときどき我慢できなくて

やってしまっていた時期も

少しあったりもしたが、

だいたいはやめていた。無念だった・・

 

 

ともかくここまで書いた成り行きが

僕が筋トレにハマった

きっかけだったのだが、

この後、高校1年の秋に

本格的なウエイトトレーニングを

開始する事となる。