1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

筋トレに出会った小学生時代 前編

小学3年生の時である。

僕はある事がきっかけで

筋トレにハマることとなる。

 

そのきっかけとなったのは、

テレビで見たボディビルダーだ。

 

僕はそれまで「筋肉」といえば、

父親の腕の力こぶしか見たことがなく、

まぁ見たことがないというと語弊があるが、

とにかくそれまで「力こぶ」、

つまり上腕二頭筋以外の筋肉が

すごく発達している人を見たことがなく、

その時テレビで初めて、

ボディビルダーを見た時に、全身の筋肉が

もの凄い形になっている状態に衝撃を受けた。

 

胸や背中、お腹に脚、

これらがこんな状態になっている人を

これまで見たことがなかった。

 

この時、特に衝撃を受けたのが腹筋だった。

 

「お腹があんな形になるのか・・」

 

綺麗に6つに分かれた腹筋。

僕はそれがたまらなくかっこよく見えた。

 

そしてその場は

衝撃を受けたままで終わったのだが、

ちょうどこの日、父が仕事が休みの日で、

家族みんなでスーパー銭湯である

健康ランドに行こうと言い出した。

 

僕たち家族は、みんなで行きつけの

健康ランドに行き、いつも通り、

着いたら最初にお風呂(大浴場)に入る。

 

大小さまざまな湯舟に入り、

子供だったから僕と兄は

ちょこちょこと色んな所に移動しながら

さまざまなお風呂に入りながら楽しんでいた。

 

そしてミストサウナという

天井から霧が出てくるサウナに

入っていた時に、兄が、先ほどテレビで見た

ボディビルダーの話をしてきた。

 

「あれ、すげーよなぁ」

「あんな体になれるのかなぁ」

 

などという会話の中、

なにげなく

「俺たちも筋肉を付けようぜ!」

と言って来た。

 

そのフレーズがなぜかその時

僕の脳裏に吸収されるように入ってきた。

 

僕はその瞬間、

おもむろにスイッチが入ったかのように、

 

よし!僕も筋肉を付けよう

あの人みたいにかっこいい腹筋にしたい。

 

と、その思いでいっぱいになった。

 

その時その場、

なんとミストサウナの中で

腕立て伏せと

腹筋(シットアップ)を開始した。

 

ミストサウナという中で

しかも全裸で腕立て伏せと

腹筋運動を淡々とやっている姿は

異様だったようだが、僕としては、

筋トレに対するスイッチが

完全に入ってしまったので、

もうすぐにでもトレーニングがしたかった。

 

そしてこの日を境に、

僕の筋トレの日々が始まった。

 

筋トレといっても、その当時は今みたいに

ウエイトトレーニングが

一般化していない時代だったので、

小学3年生だった僕が知っているのは

腕立て伏せと腹筋運動くらいで、

他の方法は知らなかった。

 

なのでひたすら毎日腕立て伏せと

腹筋運動をやり続けた。

 

なんといっても頭に浮かぶのは、

あの日見たボディビルダーの腹筋だ。

 

それを常に想像しながら

夢中で筋トレをやっていた。

 

その成果はちゃんと出た。

 

4年生になった頃には、

腹筋が綺麗に6つに割れた。

 

もともと痩せていたため、

皮下脂肪が少なかった僕は、

腹筋のカットがはっきりと出て、

きれいなシックスパックになった。

 

そして腕立て伏せの効果か?

上腕二頭筋も発達して、

ムキっと力こぶを作ることも

できるようになった。

 

このへんは不思議で、本来腕立て伏せは、

主に胸と肩(前部)と上腕三頭筋

発達するはずだが、

僕はその時は知識がなく、

腕立て伏せといえば、その名の通り

腕のトレーニングだと思っていた。

 

だから腕立て伏せは、

力こぶを作るトレーニングだと思って

やり続けていたのである。

 

すると不思議なもので、力こぶが発達した。

 

まぁ厳密には上腕二頭筋の筋肉も

まったく使われていないわけではないから

ありえない話でもないのだが。

 

とにかく、この筋肉の発達に

気を良くした僕は、

さらに筋トレにのめり込んでいく。

 

 

後編に続く