1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

自律神経失調症と診断された小学生時代 その1

 

 

皆さんは小学生時代といえば

どんなことを思い出しますか?

 

悩みも特になく、無邪気に遊んで楽しんで、

といった思い出が多いでしょうか。

 

僕も小学生時代には

楽しい思い出はたくさんある。

 

後の中学生時代、高校時代、

そして社会人になってからと比べても
小学生時代は無邪気で楽しかった思い出は

たくさんあるような気がする。

 

しかし、その小学生時代でも

完全に他の子供達と同じレベルで

無邪気で子供らしく過ごせたわけではない。

 

僕は小学生時代に病院で

自律神経失調症と診断されたことがある。

 

もともと神経質な性格

というのもあるのだろうが、
過去記事にも書いた通り、

コンプレックスを異常にいじられて
尚更神経質になっていることもあった。

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

dannjiki835.hatenablog.com

 

 

 

例えばご飯も少ししか食べないと

「お前そんなんだから細いんだよ」

「そんなんだからチビなんだよ」とか、

「もっと食えよ」、など、

色々な人に言われまくった。

 

そんなことを言われているうちに

人との食事の時間が恐怖になってしまった。

 

家で一人や家族で食べる食事は

そんなことないのだが、
家族以外の人との食事だと、

食欲が湧かず、吐き気すらしてしまい、

ほとんど食べる事ができなかった。

 

その時に入っていた

少年野球チームの合宿なんかだと、
食事の時間になると

「おーい飯だぞー」という声がかかるのだが、
僕はその「飯だぞ」という言葉が恐怖だった。

 

その言葉を聞いただけで
反射的に吐き気をもよおしてしまうくらいに

なってしまっていた。

 

学校の給食は毎日の事なので、

なんとか慣れたというべきか

大丈夫であったが、
その他の人との会食は大嫌いだった。

 

 

それでも4年生の3学期だったか、

給食の時間になると
毎日胃に不快感を感じて、

耐えきれなくなり、

毎日その時間になると

母親に迎えに来てもらって早退していた。


あまりにも僕が

毎日のようにこの時間になると

「気分が悪いです・・」と言いに来るので、
担任の先生も保健室の先生も、

そのうちに「またかよ・・」という顔をして
うんざりして呆れている様子だった。

 


一番酷かったのは、高学年になると、

夏休みに宿泊学習のイベントがある。

 

5年生の宿泊学習が近づいていた時、

もうすでに気持ちは不安でいっぱいだった。

 

ちょうどこの時は母が病気で入院中であって、

不運も重なっていた。

 

他のクラスメイトは

宿泊学習にみんなワクワクしている様子で、

楽しみにした感じが伝わってくる。

それが子供として普通なのだろうが、

僕だけは違った。

 

楽しみなんて感情は微塵もなく、

どんよりしていた。

 

頭の中は、

「ちゃんとご飯を食べられるだろうか・・」

「また気分が悪くなったらどうしよう・・」

「ちゃんと3日間やり抜けるだろうか・・」

頭の中は不安でいっぱいで

楽しむなんてことは
微塵も感じていなかった。

 

 

そして宿泊学習前日、

学校の方針で前日にも

検温をしなければいけないということで
体温計で体温を測る。

 

ピピピと鳴った体温計を見ると

37.0度だった。

微熱?風邪でもひいたか?

しかし風邪の症状はない。

咳も出なければ鼻水も出ない。

喉も痛くないし。

 

でも37.0度という体温を見てからは

また不安材料が一つ増えてしまった。

大事をとってその日は早めに寝る事にした。

 

 

しかし夜中に

強烈な胃の不快感で目を覚ました。

 

夕食はそんなに食べてないはずなのに、
胃が膨らんでいるかのような違和感、
そして耐えきれないような猛烈な吐き気、
こらえきれずに嘔吐してしまった。

 

嘔吐するとなんとか症状が落ち着いてきて、
再び床に入ってなんとか眠ることができた。

 

 

続く