1日1食(たまに0食)、気まぐれ断食男のブログ

日々食事は1日1食で、たまに0食という変わり者のブログです。思ったことを日々気まぐれに書いていきます。

祖父母という感覚

 

僕、私のおじいちゃん、おばあちゃん。

 

みんな自分の祖父母には

どんなイメージを持っているだろうか?

 

大半の人は親よりも怒られないとか、

何でも買ってくれるとか、

両親以上にやさしくて

甘やかしてくれる存在とか、

いいイメージという人が多いだろうか?

 

だいたい祖父母に対しては

そんな声を聞くことが多い。

 

僕はそういう祖父母に対しての

いい思い出を聞くと羨ましくなる時がある。

 

それは決して僕の祖父母が

そういう人でなかったというわけではない。

そうではなくて、

僕には祖父母という印象が薄いのだ。

 

というのも、まず父方の祖父は

僕が赤ん坊の頃に亡くなってしまった。

 

祖母のほうは僕が生まれるだいぶ前に

すでに亡くなってしまっている。

従って、まず父方の祖父母の記憶は

まったくない。

 

母方のほうはというと。

母方の祖父は僕が3歳の頃に

亡くなってしまった。

3歳なので、亡くなる頃の記憶が

かすかにあるような気もするが、

基本的には祖父の事は覚えていない。

 

残るは母方の祖母だけだ。

 

この母方の祖母だけは

僕の子供の頃は唯一健在だったが、

僕が小学5年生の時に亡くなってしまった。

 

当然5年生なので、祖母の記憶はある。

うちに祖母が来る時に

お菓子を買って来てくれたり、

誕生日にプレゼントを

くれたりもしてくれて、

僕の中で唯一のおばあちゃんとして

記憶に残っている。

 

ただそんなにうちの近所に

住んでいたわけではなかったので、

そんなに祖母と頻繁に会うこともなかった。

 

そしてその祖母も

僕が小学5年生の時に亡くなったのだから、

やはり一般的に見たら、

ちょっと早くに祖父母が

全員居なくなってしまったことになる。

 

だから僕は、祖父母、

おじいちゃん、おばあちゃんという感覚が

他の人よりも薄い。

 

いままで人生で、

もしも、この時におじいちゃんや

おばあちゃんがいたらどうだっただろう。

 

もしかしたら、

両親以上に親身になってくれて、

あの時とは違った

展開になっていたかもしれない。

 

もしもあの時、

おじいちゃんやおばあちゃんだったら、

僕になんて言って来ただろう。

 

などなど、

いまさらたらればを言っても仕方ないが、

想像してしまうところがある。

 

特に祖父母といえば孫が可愛くて、

甘やかしてくれる、

という声を聞くことが多いので、

それを聞く度に、

なんだかいつも羨ましく思っていた。

 

そして、逆に自分が祖父母に

こうしてあげたい、とか、

こうやって喜んでもらいたい、とか、

おじいちゃんおばあちゃん孝行というのも

体験してみたかった。

 

僕みたいにアラフォーになっても

まだ祖父母がご健在という人も

大勢いるみたいだが、そういう人は、

ひ孫まで見せてあげることができて

おじいちゃんおばあちゃん孝行だなぁと思う。

 

僕もこの年齢でまだ祖父母が健在だったら

どうなってただろうなぁ。

 

人生について

アドバイスをくれるかもしれないが、

僕自体褒められた生活状況じゃないから

説教されるかもしれない。

 

よく考えるとむしろ今の僕の状況なら

祖父母孝行とは真逆になってしまうかも。

 

そんなことをボーっとしながら

度々想像してしまう。