僕には関係なかったホワイトデー

そういえば昨日はホワイトデーだった。

過去記事にも書いた通り

僕はバレンタインデーに

チョコを貰うことがほとんどなかったので

ホワイトデーも僕には関係のない

イベントなのだが、

これも過去記事に書いたけど、

僕の兄がモテ男で、バレンタインデーには

チョコをたくさんもらっていた。

そのため、ホワイトデーには

かなりのお返しの数がある。

しかし当の本人は、

恥ずかしがってなのか、

はたまた最初から全然その気がないのか、

自分で返しに行く気がない様子だった。

あれだけのチョコ（ほとんど本命チョコ）

を貰っておきながら、

自分には関係のないイベント、

という顔をしていた。

仕方なく代わりに律儀な性格の母が

お返しを自分で見繕って買ってきて、

 一軒一軒お返しに回っていた。

貰ったチョコも膨大な数なので、

それを一軒一軒地図を見ながら

訪問するのは大変な作業だっただろう。 

ホワイトデーに本人じゃなく

母親が返しに来るという何とも変な状況を、

 チョコをくれた女の子達は、

いったいどんな顔をして迎えたのだろう？

しかしそれでも翌年の兄の貰うチョコは

減る事もなく、また同じ女の子も含め

例年通りたくさん貰えるのだから、

僕からしたら同じ兄弟でありながら、

何か違う世界の人間のように見えた。

いったいこの兄弟の差はなんなんだろうと、

チョコレートを１個も貰ってない

僕は劣等感でいっぱいだった。

いやまてよ、

僕はチョコを貰わなかっから、

母にホワイトデーに何軒も

お返しに行かせるなど

大変な思いをさせることはなかった。

だから僕は親孝行したんだ(笑)

うん、そうだ、僕は孝行息子だ。

ま、無理にでもそう思わなきゃね